今日未明に今月最初の惑星撮影を行いました。
1時台と2時台に木星を撮影。
【木星 2020.6.9 1時台後半】
【木星 2020.6.9 2時台後半】
※共通撮影データ
タカハシμ-180望遠鏡+2.5倍バローレンズ+ADC+冷却CMOSカメラ(ZWO ASI1600MC-cool),合成F値=30,
タカハシEM-200Temma2M赤道儀,約1分40秒間のキャプチャー動画から約2100コマをAS!2にてスタック,
Registax6でwavelet処理
ちょうど大赤斑が見える時間帯でした。1時台には端の方に見えていた大赤斑が約1時間後には中央付近まで移動。
木星の自転周期は地球より短くて9時間55分ほどなので、15分程度の間を置けば模様の移動がはっきり分かります。
で、3時台には土星を撮影。
【土星 2020.6.9 3時台後半】
機材は上と同じ,3分間のキャプチャー動画から約2700コマをAS!2にてスタック, Registax6でwavelet処理
この夜は気流が安定していたのか像の揺らぎが少なく、木星も土星もシーズンベストのイメージが得られました。
前回同様、こちらのサイトで高層の風速マップを見ると、こんな感じでした。
ジェット気流の吹いているエリアが少し北に蛇行するとともに南側で千切れたような状態になっていて、
関東上空では風速が若干遅くなっていたようです。明日はさらに風が弱まる見込みで、好条件が続きそうです。
好条件が続くのは とてもいいですね✨
楽しみにしております🎵🎶
頑張ってくださいね😊✌️✌️
気流については、ようやく好条件に出会えました。
でも薄雲があったりしたんで、まだ不満な点はあります。
そうこうしているうちに雨の季節が到来しそうで、
明日の未明は梅雨入り前の貴重な観測好機になるかもしれません。
しかし連荘は厳しいかなぁ・・・