5月最後の週末は新月間近ということで、好天が期待できそうな新潟南部へ☆撮り遠征しました。
天気は上々でしたが、少し霞んだ感じでヌケの悪い夜空でした。
で、最初に撮ったのはコレです。
【ひまわり銀河 M63】
キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,F2.8,ISO1600,ASTRO LPR Type2フィルター,1.6倍クロップ,
総露出時間48分(4分×12コマ,加算コンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド(ステラショット2使用),トリミングあり
りょうけん座にある銀河です。斜めから眺めた恰好の渦巻銀河で、愛称のとおり形態が向日葵の花に
似ています。光度は8.6等と比較的明るいため、口径5cmの双眼鏡で存在が分かります。
銀河腕を眼視でしっかり確認するには口径30cm以上の望遠鏡が欲しいところです。
写真では銀河腕に点々と恒星雲が連なった姿が捉えられ、1000mm超の長焦点鏡ならピンク色のHⅡ領域が
点在する様子も描出できるようです。輝度が高い天体なので、惑星撮影に使っている長焦点の望遠鏡で
狙ってみたいんですけどね、もうすぐ梅雨入りということで、来年以降になるでしょう。
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