金曜日の夜、東伊豆まで☆撮り遠征しました。
少し風が強い時間帯もありましたが天気は上々で、一晩中撮影に没頭できました。
画像処理に時間がかかりそうで、成果は追々紹介していくことになりそうです。
さて、まだ日中は暑いですが、明け方にはもう冬の星座たちが昇ってくる季節になっており、
ただでさえ1等星が多い冬の天の川界隈に火星と木星まで加わってゴージャスな感じでした。
それをスマホで撮ってみたのがコレです。
Google Pixel7a 天体撮影モードにて撮影(絞りF1.9/露出16秒×15/感度ISO3965 ) 三脚使用
ぎょしゃ座、おうし座、ふたご座、オリオン座、こいぬ座、おおいぬ座などが写ってます。
なお、中央下方の線状に写っている邪魔なヤツは夜間飛行の航空機の光跡です。
で、写野を星空シミュレーションソフトで確認すると・・・
AstroArts社ステラナビゲータにて作成
左上から時計回りにカペラ・アルデバラン・リゲル・シリウス・プロキオン・ポルックスの
1等星を繋いでできる大きな「冬のダイヤモンド」の中にはベテルギウスもあるので、
7個の1等星が写野内に収まり、今季は火星と木星がふたご座とおうし座の境界辺りにいて、
実に1等星以上の明るさの星が9個も捉えられてます。この写野の広さには驚きました。
でも中央がテカった写りなのが玉に瑕で、Photoshopでそれを軽減してみたのがこちら。
淡い冬の天の川が若干見やすくなったでしょうか。右寄りに写るオリオン座付近には
微かながらバーナードループやエンゼルフィッシュ星雲といった赤い大型星雲も確認できます。
左寄りのふたご座の辺りには黄道光も写ってるような気がしますが、光害の影響もありそうで
ちょっと微妙です。もっとキツイ画像処理でも施してみようかなぁ・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます