今日の未明、山梨県某所にてレナード彗星を撮影しました。
【レナード彗星(C/2021 A1)11/28】
キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,F2.8,ISO1600,ASTRO LPR Type2フィルター使用,
総露出時間20分(1分×20コマ, 加算メトカーフコンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド,トリミングあり
前回の撮影から約3週間が経ち、地球に近づいてきたので明るくなるとともに尾が伸びてきました。
太陽からの距離は地球より近くなり、光度は7等台に入っているかもしれません。
モーションも大きくなり、彗星基準でコンポジットすると背景の恒星が長く伸びるようになってます。
この夜は半月が近くにあり、その影響で1コマあたりの露出時間を延ばせませんでしたが、
尾は贔屓目に見ると1度近い長さで写っているみたいです。
次の週末には月明かりの影響もなくなり、天気が良ければ絶好の観測好機を迎えるでしょう。
綺麗ですね~🤣🤣🤣
実際に撮影されてる時とかは…もっと綺麗に見えるのでしょうか?
こんな夜空の星達眺めていたら時間が経つのを忘れてしまいますね。
写真で見る彗星の頭部はエメラルドグリーンの色合いで、とっても綺麗ですよね。
でも実際に双眼鏡や望遠鏡を覗いても、残念ながら色を感じ取れたりはしないんですよ。
それが暗いものに対するヒトの視覚の限界なんだろうと思います。
また、カメラだと長時間露光で受光信号を溜めていって濃いイメージを得られますが、
ヒトにはそのような生体機能はありませんし・・・(あったら逆に怖いかも?)
撮影現場で楽しめるのは、カメラの背面モニターで写りを確認する事くらいですかねぇ。
最近はPC接続カメラを使って「電視観望」なんていうのも流行ってきてるみたいですヨ。