Starlight Terrace

オリジナル写真で綴る夜空と夜景がメインのブログ
【注目の天文現象】
 12/5 細い月と金星が接近

Sh2-30

2021-04-01 19:15:00 | シャープレス天体アルバム

【Sh2-30】
 赤経:18h02m29s 赤緯:-22゚58' 49"
 星座:いて座
 視直径:20'
 他カタログNo.:M20, NGC6514
 ニックネーム:三裂星雲(Trifid nebula),パンジー星雲
 南中日時(@東京):5月4日03時,6月18日00時,8月2日21時 ※あくまで目安です。

 撮影日時:2015/08/15 22:02
 撮影地:静岡県東伊豆町
 撮影機材:キヤノンEOS60Da+タカハシε-180EDC(F2.8),
             タカハシEM-200Temma2M赤道儀,ペンシルボーグ+QHY5L-Ⅱ+PHD Guidingにより恒星ガイド
 撮影条件:ISO800,露出4分×8コマ
 画像処理:Digital Photo Professionalにて現像,ステライメージ7,PhotoshopCS3にて処理
             トリミングあり
 メモ:銀河系中心方向に相当するいて座の天の川の中心付近に位置する散光星雲で、暗黒帯によって
    3つに引き裂かれたように見えることから「三裂星雲」と呼ばれています。天文関係の図鑑や
    書籍等でよく紹介されることもあって知名度の高い天体です。写真ではHⅡ領域特有の赤い色を
    呈した輝線星雲に青色の反射星雲が覆い被さるようなイメージとして写り、見事な色の対比を
    示します。双眼鏡でも存在確認は可能ですが、3つに分断された姿を眼視で確認するには、十分
    に暗い空と口径8~10cm以上の望遠鏡が必要です。但し、星雲自体は白っぽく見えるだけで、
    写真で捉えられる鮮やかな色を生で感じ取ることは残念ながらできません。

 星図:

 AstroArts社ステラナビゲータにて作成



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