先週土曜日の夜に新潟県某所まで☆撮り遠征してきました。
メインの撮影対象は淡い天体だったため画像処理に難儀しており、完成までもう少し掛かりそう。
ということで、薄明開始直前に広角レンズで撮った画像を先に公開しておきます。
夏の代表星座であるさそり座の尻尾がほぼ正中したところを見計らって、南天を撮影したのがコレです。
【たて座~いて座~さそり座の銀河】
キヤノンEOS Ra+タムロンSPAF28-75mmF2.8XRDiLDアスフェリカル(@28mm),F4,ISO6400,
L41フィルター使用,総露出時間4分(30秒×8コマ,比較明合成),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
恒星時追尾
ここは銀河系の中心方向に相当し、恒星が折り重なるように密集した、天の川の最も明るい部分になります。
棒渦巻銀河の「バルジ」と呼ばれる膨らみを横から見ていることになり、川幅が広いエリアでもあります。
星雲星団の宝庫にもなっていて、星図を見ると天体記号だらけで、なんだか楽しくなってしまいます。
AstroArts社ステラナビゲータにて作成
今回、撮影に出掛けたのは特別豪雪地帯で、一部の道路はまだ通行止めのため馴染みの場所には到達できず、
別な場所を探したところ、山間部ながら除雪されている道路の脇にスペースを見つけて機材をセットアップ。
堆く積もった雪の壁のすぐ横で、夏の天の川を撮影したのでありました。
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