この彗星を1週間ぶりに撮影。
【エラスムス彗星(C/2020 S3)11/22】
キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,F2.8,ISO3200,ASTRO LPR Type2フィルター使用,
総露出時間30分(2分×15コマ,メトカーフコンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド,トリミングあり,東伊豆町にて
1週間でかなり成長した感じです。この日は低空まで透明度が高かったせいもあるかな?
光度は口径5cm7倍のファインダーで十分確認できるレベルになってます。尾はさすがに見えませんが・・・
次の週末まで追えるかどうか分かりませんが、晴れたらチャレンジしたいところです。
美しいブルーは、もともとの色ですか?それとも、何かの加工ですか?
この綺麗な青緑色は自然の色なんですよ。彗星本体から揮発したガスが出している特徴色になります。
ただ、双眼鏡や望遠鏡を使っても、はっきりと色を感じ取れることは稀かもしれません。
ちなみに、どんな光の波長成分が多いのかを分光解析すると、ガス分子の種類が分かったりします。
興味がありましたら、下記のサイトを覗いてみるとイイかも?(別な彗星の観測結果ですが・・・)
http://www.astron.pref.gunma.jp/news/040514comet.html