先週の新月期は週末と重なり、日中は雨でしたが夜には天候が回復する見込みでした。
そこで、まだ緊急事態宣言下ではあるものの、今年初の☆撮り遠征を敢行。
久々の☆撮りということで、リハビリを兼ねて望遠ズームレンズによる割と簡単な撮影に抑えました。
最初に撮ったのはコレでした。
【マルカリアンの銀河鎖付近】
キヤノンEOS Ra+EF70-300mm F4-5.6ISⅡUSM(@232mm),F5.6,ISO1600,L41フィルター使用,
総露出時間50分(5分×10コマ,加算コンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド
一見すると、星が疎らに写ってるだけって感じですが、中央部をトリミングすると・・・
エッジがぼやけた楕円体や細長い面積体のものがいくつか確認できますが、それらは全て銀河なんです。
それぞれが恒星の大集団であり、我々のいる銀河系(恒星数は1000億個以上)と同じ種類の巨大天体です。
このエリアを星図で確認すると、こんな状況。
AstroArts社ステラナビゲータにて作成
薄紅色の番号が付された楕円マークが銀河を示しており、右寄りの顕著な密集域は研究者にちなんで
「マルカリアンの銀河鎖」という名が付いてます。個人的には "GALAXY GINZA" と呼んでるんですけどね。
この辺りは実際の宇宙空間でも銀河が群れていて、「おとめ座銀河団」と称する集団(銀河数は2000個以上)
を形成してます。地球からの距離は約6000万光年。地球で恐竜が絶滅した頃(正確にはその数百万年後?)
に出発した光を捉えていることになりますが、想像し難い時空に圧倒されてしまいますね。
自分の存在なんてちっぽけだなって思ったりします。それとこの中に知的生命体は絶対いるでしょうね。
はい、そう思ってます。
わかりもしないのに…宇宙の広さを考えるとです。
東京大学名誉教授の岡村定矩さんの「観測的宇宙論」のお話でも、そういわれてました。
何だかワクワクしますね。
いつも富士山のお写真と共にありがとうございます。
地球上の生物を基準に考えただけでも、地球外生命体の存在可能性はゼロではないようですが、
星の環境が違えば、我々が全く想像だにしない生物化学システムが成り立つこともあり得ると
個人的には考えていて、実際はもっと可能性が高いんじゃないかなぁ・・・なんて思ってます。
ただ、コミュニケーションが可能かどうかという点が怪しいので、自分が生きているうちには
コンタクトできる確率は低く、SFの空想話の範囲から抜け出すことはないかなぁとも思います。
あるいは宇宙からの黒船はもう来てるんでしょうかね・・・
何だかワクワク・・・いえ黒船だとハラハラしなきゃいけないんでしょうか(笑)
映画E.Tのように、ちゃんとコミュニケーションが取れるといいですが・・・ダメでしょうね。
地球人類より、かなり進化してないと来れないでしょうが・・・
距離・時間を考えると不老不死に近くないと??
いつも壮大な夢を見させていただきまして感謝です。主婦の(笑)お仕事に取り掛かります(*^^*)