Starlight Terrace

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(Our Love) Don't Throw It All Away

2024-03-25 09:02:02 | エバーグリーン

1970年代後期に大人気となったビー・ジーズが関係した曲に、こんなのもありました。

ビー・ジーズはギブ3兄弟で構成されてましたが、彼らの下の弟で末っ子にあたるアンディ・ギブが1978年の秋に
シングルリリースした曲です。邦題は『愛をすてないで』。イントロからエレピの音で始まるバラード曲でした。
作詞を担当したのはビー・ジーズ最年長の兄バリー・ギブで、1977年公開の映画 "Saturday Night Fever" への様々な
提供曲を制作するセッション中に生まれた一曲らしい。残念ながら同映画には使われなかったものの、その後に弟へ
提供することになった模様。アンディが1978年にリリースしたアルバム "Shadow Dancing" からの3rdシングルとして
カットされ、全米ビルボードチャートでは最高位9位を記録しました。そのアルバムと同名タイトルの1stシングルは
1978年の年間チャートで、兄たちビー・ジーズの大ヒット曲 "Night Fever" や "Stayin' Alive"、"How Deep Is Your Love"
を抑えて1位に輝きましたが、それと比べれば地味なヒットに終わりました。ルックスも音楽性も優れていたアンディは
当時、アイドル的な人気を誇るアーティストで、全米デビューからノリの良いシングル曲をリリースしてきていたので、
こういうバラード曲はウケがあまり良くなかったのかもしれません。個人的には割と好みの曲風ですけどねぇ・・・

ちなみに、1980年代に入ると人気が衰え、薬物中毒やうつ病などもあって活動の場を失いますが、それらを克服して
復活を目指していた中、1988年に30歳という若さで急逝しました。ドラッグに体が蝕まれてなければ今月66歳を迎え、
まだ何らかの音楽活動に携わっていたかもしれません。



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