昔の銀塩写真のデジタル化画像シリーズの続き(第14弾)です。
赤道儀のモータードライブ装置(日周運動によって動いていく星を電動追尾するためのアイテム)を入手後は
惑星の強拡大撮影に勤しみ、ゴールデンウィーク明け後の週末に今度はカラーフィルムを用いた撮影を敢行。
やはり最初のターゲットは木星でした。
【木星】
拡大撮影用カメラアダプター+Or7mmアイピース使用,F128,露出2秒
2本の縞模様がオレンジ色を帯びて写り、やっぱりカラーはイイなぁーって思ったものです。
細部の描写は全然ダメですけどね。当時はこんなレベルでも満足してました。
同じ露出条件で複数枚撮っていたら、現代の画像処理ソフトでコンポジットしてノイズを平均化したかったんですが、
残念ながら1枚ものでした。
次は火星を撮影。
【火星】
拡大撮影用カメラアダプター+Or5mmアイピース使用,F180,露出2秒
火星は小さいので、今回は思い切って焦点距離の少し短いアイピースを使って拡大率を上げて撮影。
でもやっぱり小さくて、暗色模様はよく分からない感じ。それでもカラーだと暖色系の中心部と
下方の白っぽい極冠の色の違いがそれなりに確認でき、やっぱりカラーの威力を感じる結果でした。
なお、共通撮影データは次のとおり。
カメラ:キヤノンEF
望遠鏡:タカハシ13cmパラボラニュートン反射
フィルム:サクラカラー400(ASA/ISO400)
架台:タカハシ90S赤道儀使用(電動追尾)
※いずれの画像もトリミングをしています。
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