先週末は梅雨の中休みで絶好の☆撮り日和となり、久々に蓼科山七合目まで出掛けました。
着いてみると星空は上々でしたが、風がある上に湿度が高い感じ。
山の天気は気まぐれなので、カメラレンズでの撮影に止めることに。
で、こんなのを狙ったのでした。
【M24付近】
キヤノンEOS Ra+EF200mmF2.8LⅡUSM,F4.0,ISO1600,L41フィルター,
総露出時間60分(3分×20コマ加算コンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド,長野県立科町にて
フレーミングしたのはこんなエリア。
AstroArts社ステラナビゲータによるシミュレーション
ほぼ中央にメシエ天体のM24(星団ではなく天の川が濃くなっているスタークラウドとされる)が写ってます。
天文ファンの間では「バンビの横顔」と呼ばれ、北側にある2つの暗黒星雲を小鹿の目に見立てているようです。
その鼻先の上に写っている赤い星雲がM17(オメガ星雲)で、明るくて目立つ天体であることが分かります。
それらのほぼ中間点には散開星団M18が小さく写ってます。また、フレームの左寄りには散開星団M25が、
右端には散開星団M23が写っており、全部で5つのメシエ天体が確認できます。
いずれも双眼鏡で存在が分かり、濃いめの天の川の光芒も含めて眼視で楽しめるエリアです。
貴重な梅雨の晴れ間に広がった美しい星空をバックに流星もいくつか見られて、癒しのひと時となりました。
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