Starlight Terrace

オリジナル写真で綴る夜空と夜景がメインのブログ
【注目の天文現象】
 11/20 月と火星が接近

北米とペリカンが並ぶ夜空の一角

2009-07-16 11:45:00 | 夜空のコラム

七夕伝説のネタでカササギに見立てられる「はくちょう座」を紹介しましたが、

この星座にある1等星デネブのすぐ東にこんな(↓)赤い星雲が存在してます。

【NGC7000&IC5067~70】
 キヤノンEOS Kiss Digital X + 口径18cm写真撮影用反射望遠鏡
 ISO800 F2.8 総露出時間128分(8分×8コマ加算×2フレーム並列合成)
 [2007年8月 静岡県天城高原にて撮影]
 ※画像をクリックすると、大きい画像が別ウィンドウで開きます。

左側の大きな星雲は「北アメリカ星雲」というニックネームが付いてます。

確かに北米大陸の形によく似てますネ。

一方、右側の少し小さい星雲は「ペリカン星雲」と呼ばれてます。

こちらは言われてみれば、そう見えるかなぁ・・・って感じでしょうか。

これらの星雲までの距離は正確には分かっていないようですが、デネブまでの

距離とほぼ同じなら約1800光年の彼方に存在していることになります。

北アメリカ星雲は、見かけ上の大きさが何と満月の12個分もあるんですヨ。

で、推定されている実際の星雲の差し渡しは数十~百光年ほどになります。

実に太陽-地球間の距離の数百万倍。全く想像できないほどの広がりですネ。

この鮮やかな赤い色は、宇宙空間に漂う星間物質のうちの水素ガスが出しており、

その波長は656nm(ナノメートル)と定まっています。プレゼンなどで使う赤色の

レーザポインターの光が波長650nmですから、それとほぼ同じ波長の光になります。

このように特定の波長で輝く星雲を「輝線星雲」(きせんせいうん)と言うのですが、

その中でも水素に由来する赤い星雲を「HⅡ領域」(エイチツーりょういき)と

呼んだりします。なぜ赤く発光しているのかについて興味のある方は下記のサイト

をご覧になるとよいでしょう(かなり難解ですが・・・)。

http://galaxy.cc.osaka-kyoiku.ac.jp/mano/gas/denri/denri.htm

HⅡ領域は天の川沿いに点在しており、様々な形のものがあって面白いです。

ただし、一般的には光量が弱い上に、波長656nmの光は人間の目では感じ難いため、

天体望遠鏡を使っても実際に目で見て楽しめるものはごく少数に限られています。

つまり、写真でしかその本来の姿を確認できないようなものばかりなんです。

そのせいか、目で見えないものを無性に撮りたがる星撮り屋たちにとっては

極めて「萌えー(死語?)」な天体だったりします。


八丈富士中腹からの展望

2009-07-15 11:45:00 | さいとしーいんぐ

間が空きましたが、八丈島観光ネタの続きです。

前回は大坂トンネル付近から望む八丈富士の姿をご紹介しましたが、

今回はその八丈富士の中腹からの展望をご覧ください。

まずは島の東側方向の展望です↓

※画像をクリックすると、大きい画像が別ウィンドウで開きます。

左側の海岸線に底土港があり、通常はこちらがフェリーの発着場所になります。

カメラを右に振ると、こんな景色がとらえられます↓

※画像をクリックすると、大きい画像が別ウィンドウで開きます。

八丈島空港の滑走路が見えてきました。

大きな山は、島の南側にそびえる三原山になります。

この山と八丈富士の間に広がる平地に人口が集中しているようです。

ちなみに八丈島は「ひょっこりひょうたん島」のモデルなんですヨ。

島の形を地図で見ると本当にひょうたんの形をしてます。

カメラをさらに右へ向けると、西側の海岸線が見えてきます↓

※画像をクリックすると、大きい画像が別ウィンドウで開きます。

こちらには八重根港があります。行きのフェリーはこちらに着きました。

風向きやシケ具合等によっては、底土港に接岸できなくなったりするようです。

空港の向こう側に隣接する緑地帯が「きょん」のいる八丈植物公園です。

中央右寄りで半島のように突き出した部分の中段あたりに道路が見えていますが、

そこが以前の記事で好展望地としてご紹介した大坂トンネル付近になります。

「八丈富士中腹」地図


♪ Just don't ask me what it was...

2009-07-13 11:45:00 | エバーグリーン

今回紹介するお気に入り曲はスザンヌ・ヴェガの「ルカ」です。

MVはこちら↓

1987年に全米チャート最高位3位(ACチャートでも3位)を記録しました。

曲調はポップですが、児童虐待をテーマにした歌詞で、結構重い内容です。

 

 「僕の名前はルカ。

  2階に住んでるんだ。

  キミの家の上の階だね。

  うん、前に見かけたことがあったと思うよ。

  もし深夜に物音とか怒鳴り声なんかを耳にしても

  あれは何だったのって聞かないでね・・・」

 

冒頭部分の訳詞はこんな感じでしょうか(下手でスミマセン)。

何やら子供が、「助けて!」と暗に訴えかけているような言葉が続きます。

しかし、何があってもひたすら我慢して、いい子でいようとしているような

雰囲気も感じ取れるんです。ストーリーから、虐待してるのはもちろん親。

米国では80年代には既に大きな社会問題となっていたことを、

この曲で窺い知ることとなりました。

それにしてもメロディはとっても憶えやすく、アレンジもよく出来てますネ。

80's後半のヒット曲の中でも印象度の高いナンバーとして記憶に残ってます。


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。
cocodesu [2009年7月15日 15:49]
こんにちはcocodesuです。
はじめまして、スザンヌ・ベガの「ルカ」の言葉にひかれて遊びにきました。
数年前に近所のライブハウスへ来たので見に行き
この曲をはじめて生で聞いて号泣したのを思い出しました。また遊びに来ます。
fornax8 [2009年7月15日 19:43]
cocodesuさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
うわぁ、生で聞かれたんですか。羨ましい! それは泣けたでしょうネ。
個人的にはイントロのアコギの音が響いてきた時点で、もうグッと来そうです。

熱海の夜景

2009-07-10 11:45:00 | 夜景

温泉地として国内屈指の知名度を誇る静岡県熱海。

その街並みの夜景を西側の小高い場所から狙ってみました。

まずはレンズの焦点距離28mmで撮った写真がこちら↓

※画像をクリックすると、大きい画像が別ウィンドウで開きます。

右側の海に面した辺りがやはり賑やかなようです。

その賑やかなところをズームアップして撮ると、こんな感じ↓

※画像をクリックすると、大きい画像が別ウィンドウで開きます。

有名温泉地だけに、ホテルや旅館の大きな建物が密集しているのがわかります。

画像中央左上寄りで光の帯のように写っているのがjr熱海駅です。

東海道新幹線は山側のそこそこ高いところを通ってるんですねぇ。

一方、右側の海沿いには明るい照明灯が連なった道が奥へ向かって続いています。

これは熱海ビーチラインという有料道路(普通車片道通行料金250円也)です。

中央やや右の海岸線には『金色夜叉』で有名な「お宮の松」があったりします。

右端には熱海港が写ってます。

 

撮影したのは深夜だったのですが、夜景としては結構な光量で圧倒されました。

ひと頃は観光客減少で、寂れていってしまうのではと心配されてたようですが、

不況の影響か、最近は「安・近・短」の国内レジャーを楽しむ人が多くなり、

再び活況を呈していると聞きます。でも夜は省エネ志向をお願いしたいですネ。

 

さて、この景色が望める場所は、「頼朝ライン」と呼ばれる道の途中にあります。

道端ですので、あまり長居はできません。

「頼朝ライン」地図


コメント
--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。
キラリ [2009年7月16日 21:41]
こんばんは★
熱海に行った事がないので一度行ってみたいです。大きなお写真見ました!こんなに夜景が綺麗な所なのですね!
fornax8 [2009年7月16日 22:45]
キラリさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
今月末からは、この綺麗な夜景に花火の彩りが加わるようです。
8月末まで毎週のように海上花火大会が予定されているようなので、
興味をそそられてます。でも混雑しそうですねぇ。
にーなな [2009年7月17日 23:50]
こんばんは。
ちょっとご無沙汰してしまいました。。
熱海は幼少のころ、夏場に結構出かけていたのですが、夜景も素敵なのですね~~。1枚目のショットの地上から空を照らし出している風景が圧巻です。。夜景は違った顔を見せてくれる魅力がありますよね。。
fornax8 [2009年7月18日 19:01]
にーななさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
個人的には3年ぐらい前に夜景が綺麗なことを知りました。
国道135号線の上り線で錦ヶ浦付近を走っていて気付いたんです。
その近くには「熱海城」というのがあって、そこから見る夜景は絶品とのこと。
通常は営業時間が17時までですが、花火大会の日は21時まで延長するようです。

皆既日食!(2)

2009-07-09 11:45:00 | タイムマシンにお願い

黒い太陽を初めて見たのは14年も前のことですが、その時のことは鮮明に憶えてます。

 

ツアーの行先は、観光客などほとんど訪れることのないタイのナコンサワンという所。

泊まったホテルの屋上を旅行会社が貸切状態にし、好条件の観測場所が提供された。

当日、朝っぱらからホテルの屋上には参加者達が持参した観測・撮影機材の砲列が並ぶ。

朝食を済ませた後は皆居ても立ってもいられず、早々に黒い太陽の迎撃準備を開始。

天候は晴れ。月はもちろん見えないが、刻々と太陽めがけて移動しているはずだ。

 

そして時は過ぎ、ショーの幕開けとなる第1接触。月が太陽を食い始めた。

強力な減光フィルタを取り付けたビデオカメラのビューファインダーを時々覗き、

太陽が徐々に欠けていく様子を確認しながら、スチルカメラの撮影準備を整える。

8割ほど欠けてくると辺りは次第に暗くなり、明らかな気温の低下を体感。

9割超まで進んだ時点で金星を確認。何やら怪しげな雲が若干出てきた。

これが気温低下に伴う日食雲というヤツなのか? 邪魔されないことを祈るしかない。

皆既突入まで残りあと2分を切ったあたりで、主催社のガイド役の人から

「カメラの減光フィルタを外しても大丈夫です」とのアナウンスが。もうかなり暗い。

そして第2接触。皆既食突入直前のいわゆるダイヤモンドリングの瞬間です↓

【ダイヤモンドリング(第2接触)】
 銀塩一眼レフカメラ+口径7.6cm屈折望遠鏡(F6.6)にて1995年10月24日撮影

 露出1/2000秒 ISO400フィルム使用
 ※画像をクリックすると、大きい画像が別ウィンドウで開きます。

黒い太陽が現れると大歓声が上がり、シャッター音がシャワーの如く鳴り続けた。

自分も含めて皆「スゴイ」、「スゲー」を連呼。それ以外の言葉が出てこない。

下にいる現地の人たちは爆竹や車のクラクションをガンガン鳴らして大興奮。

皆既継続時間はたったの1分40秒ほど。周りの星を見る余裕など全くない。

カメラのシャッターを切るためのレリーズを持つ手は震え、心臓はバクバク。

放心状態になりそうな中、何とかシャッター速度を変えながら10コマほど撮影。

念願の黒い太陽を仕留めた(美しいコロナ*1の流線をとらえた画像がこちら↓)。

【コロナ流線】
 露出1/1000~1/2秒で撮った10画像を合成

 (J.T.B.Show '96 天体写真コンテストにてニコン賞を戴いた作品)
 ※画像をクリックすると、大きい画像が別ウィンドウで開きます。

皆既食の終盤はビデオカメラのみに撮影を任せて、肉眼でコロナをじっくり仰ぎ見る。

その視線の先には太陽直径の2~3倍にも伸びたコロナの姿があった。

双眼鏡で観察している人からは「プロミネンス*2が見える!」の声が。

そして皆既食の終了を告げる第3接触。「あっ、もうお終いです」と誰かが叫んだ。

その瞬間、再び太陽の光が月の縁からこぼれ、2度目のダイヤモンドリングを迎えた↓

【ダイヤモンドリング(第3接触)】
 露出1/2000秒

 ※画像をクリックすると、大きい画像が別ウィンドウで開きます。

皆既食終了直後、ツアー参加者はこぞって拍手喝采、歓喜の嵐。めでたし、めでたしー。

個人的には充実感で満たされ、思わず大きな溜め息を一つ。

こうして、生きてて良かったーと実感する短いひと時が過ぎてゆきました。

 

あの感動をもう一度体験したいと思い続けていますが、

今回のトカラ皆既日食は残念ながら見送りです。

 

2012年5月21日には本州~四国~九州の広い範囲で金環日食(月が太陽を完全に覆えず、

光の環のように見える現象)が見られます。これも皆既日食だったら良かったんですけどねぇ。

次に国内で見られる2035年9月2日の北関東~北陸皆既日食まで黒い太陽はおあずけかも?

 

------------------------------------------------------------------------
*1 こちらを参照↓

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A


*2 こちらを参照↓
   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%9F%E3%83%8D%E3%83%B3%E3%82%B9


コメント
--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。
帽子屋 [2009年7月9日 15:53]
こんにちは。
本当に日食は、神秘的で美しいですね!!
その瞬間を体験されているなんて、羨ましいですっ。
ダイヤモンドリングをいつか私も見てみたいです★
fornax8 [2009年7月9日 19:42]
帽子屋さん、コメントありがとうございます。
かなーり古い上に、自慢話みたいでスミマセン。
天文ファンとしては一生に一度は見たい現象の一つです。
見ると人生観が変るかもしれませんヨ。
デコちゃん [2009年7月15日 13:44]
こんにちは!
素敵な写真をありがとうございます!
fornax8さんの写真を拝見して、感動で泣きそうになってしまいました!
確かに人生観変わりそうだし、エリカ様じゃなくても、こんなに素敵な「ダイヤモンドリング」を渡されたら結婚したくなっちゃいますよね!
今年の皆既日食は無理でも、死ぬまでに一度は本物を見てみたいです!!
お花坊 [2009年7月15日 17:22]
こんにちは~
見事なお写真ですね!
望遠レンズや望遠鏡が欲しくなってきます~
今回のトカラは荷物を増やしたくないので、
先日購入したD5000ダブルレンズセットで撮影してきます。
もし、お金と時間に余裕があったら、来年のイースター島に行きたいです♪
fornax8 [2009年7月15日 19:39]
デコちゃんさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
拙い写真なのに、感動していただけたとはとっても光栄です!
生で見るともっともっと感動できると思いますヨ。
1度でいいから見たいという人はもちろん多いんですけど、
1度見た人は何回でも見たいっていう状態になりやすかったりします。
一部ではそれを「日食病」などと呼んでます。
最近の研究では、罹患率がかなり高く、事ある毎に海外まで見に行く
ような症状が現れると、重度の金欠病を併発する恐れがあるとのこと。
完治させる方法は見つかっておらず、実際に皆既日食を見るという
対症療法で一時的に快方に向かうことがわかっていますが、
当日曇られたりすると劇症化するリスクもあります。
今年は患者数が増えそうですネ。
fornax8 [2009年7月15日 19:56]
お花坊さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
D5000のライブビュー+バリアングルモニターは重宝しそうですネ。
ダブルズームキットでしたら、焦点距離が200mmまで使えますから、
35mm判銀塩フィルムで300mm相当になり、結構大きく写ると思います。
画素数が多くて画質的に余裕がありますから、撮った後の画像処理で
トリミングするという手も使えそうです。
望遠鏡と組合せると赤道儀なんていう重たくて電力食いの厄介モノを
持っていかざるを得なくなりますから、荷物を抑えるには賢明な機材
選びをなさっていると感じます。
撮影成功をもちろん祈ってますが、自身の網膜にもコロナの姿を十分
焼付けてきてくださいね。
nokko [2009年7月21日 22:09]
こんにちは。通りすがりのものです。
世間では明日の皆既日食にむけて連日の報道で、盛り上がっていますね。
実は、私も14年前にナコンサワンで皆既日食をみた一人です。その当時はツアコンをしてまして、そう、添乗の仕事でこの皆既日食ツアーの添乗に同行し、日食をみることができました。今思えば、本当にラッキーで一生の思い出になりました。あの感動は、今でも忘れられません。
fornax8 [2009年7月21日 22:33]
nokkoさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
エッ、同じ地域で見たことになるんでしょうか。
もしそれがピマンホテルの屋上だったとしたらビックリですが・・・
添乗員としては、曇られるとツアー客から批難轟々で悪者扱いになる
こともあるようですから、晴れてくれてホッとされたことでしょうネ。
なにせ日食日の数日前まで雨季で、あちこち大洪水でしたからねぇ。

皆既日食!(1)

2009-07-08 11:45:00 | 天文現象

ご存知の方も多いかと思いますが、2週間後の7月22日に日本で皆既日食が見られます。

国内では46年ぶりとか。ただし、見られる地域は鹿児島県のトカラ列島と呼ばれる

小さな島が点在する場所が中心で、それより南の沖縄や北の九州~北海道では

部分日食となります。ちなみに東京でも75%欠けるそうなので、結構暗くなりそう。

一応こんなガイド本(日食メガネ付き)を入手しました↓ 

ところで、有名旅行会社が企画した皆既日食ツアーは、昨年の募集開始から申込みが殺到

したようですが、狭い島へ上陸できる人員は限られており、抽選になったコースもあるとか。

その一方で、不況のあおりかキャンセルも結構出たそうで、6月下旬の時点で予定数に

達していないコースがあったらしいです。もうさすがに埋まったかな?

しかしまぁ、旅行代金がド高めで、30万円台がざらという状況にはドン引きですネ。

諸事情があるにせよ、国内旅行に対して諭吉さん30人超えは厳しい印象です。

それでもやっぱり見てみたいんですよねー、皆既日食って。

 

実は個人的にこれまで2回挑戦して、1勝1敗と五分の成績です。

初挑戦のメキシコ皆既日食(1991年)は見事に曇られ、雰囲気しか味わえませんでしたが、

2回目の東南アジア皆既日食(1995年)ではタイへ行き、念願の「黒い太陽」を拝めました。

次回の記事は、その時のお話なんぞを・・・


【七夕】

2009-07-07 11:45:00 | 夜空のコラム

7月7日は言わずと知れた七夕ですネ。

天の川を挟んで東西に引き離された織女と牽牛が年に一度だけ会えるという日。

両者が会うには天の川を渡らなければいけないんですけど・・・

今宵の空における川渡しの月の舟は、位置的にみて天の川の岸辺に置かれた状態です。

そもそも舟(上弦の月)の恰好をしてないんで、どうやら今年の七夕は営業しない模様。

太陽暦(グレゴリオ暦)では、残念ながらそういう状況になりがちです。

そこで、翼を繋げて橋を作ってくれるカササギくん達の登場ということになるのですが、

実際の天空上にそんな都合のいい鳥なんて・・・

いましたー! 天の川と平行するように北から南へ向かって飛んでいる鳥が↓

【夏の大三角
 デジタル一眼レフカメラ+17-50mmズームレンズ(17mmに設定)にて6月27日未明撮影。

 星座絵はAstroarts ステラナビゲータによる。

 記事の最後の地図を開くと撮影地がわかります。
 ※画像をクリックすると、大きい画像(星座絵なし)が別ウィンドウで開きます。

七夕伝説に出てくるのは間違いなくカササギなんですが、実際の星座においては

この「はくちょう」をカササギに見立てる(あるいは代役とする)解釈があるようです。

で、太陽暦における月の舟と違い、コイツは年によって天の川から離れることなどなく、

しかも、とっても大きく翼を広げてくれてるお陰で、たった1羽で橋が出来上がります。

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夏の大三角とは、織女星であること座のベガ、牽牛星であるわし座のアルタイル、
   はくちょう座のデネブの3つを結んでできるアステリズム(特徴的な星の並び)
   の一つです。

「みつまた高原」地図


♪ I , I was the lonely one...

2009-07-04 16:00:00 | エバーグリーン

今回ご紹介するお気に入り曲はエア・サプライの "Even The Nights Are Better" です。

YouTubeにアップされているMVはこちら↓


エア・サプライはオーストラリアのグループで、

1980年に "Lost In Love" で全米デビューしてから

チャート上位にヒット曲を続々と送り込みました。

クリアなハイトーン・ボイスで聞かせる爽やかな印象の曲が多く、

AOR/AC系においては、80'sで最も成功した1アーティストと言えるでしょう。

紹介した曲は1983年に全米TOP40チャートで最高位5位を記録。

ACチャートでは堂々の1位を獲得してます。邦題は「さよならロンリーラブ」。

ピアノとストリングスが絡み合ったとっても良い雰囲気のイントロから始まります。

ボーカルが入ってからは若干暗めな印象ですが、

サビの部分に来ると親しみやすいメロディが全開。

ギター・ソロの部分に至ってからは爽快感がピークに達します。

曲調は夏向きという感じですネ。


2009年6月の燃費

2009-07-02 11:30:00 | マイカー燃費

My WISHの6月分燃費記録です↓

 満タン法 燃費計表示値
13.3km/L  13.3km/L

給油はたったの1回でした。上記数値がそのまま月間燃費ということになります。

燃費推移グラフ(満タン法ベース)はこちら↓

通算の平均燃費は13.5km/Lで、増減なし。もう頭打ちかな?