みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

扉は重そう

2011年02月13日 23時14分01秒 | 明日への一歩
バイトをやめて次に始めようと思っている勉強について、少しずつ調査を進めています。

ハードルを越えられそうに見えることもあれば、意外と高そうに見えることもあります。怖気 (おじけ) づきもします。

2年前にも同じようなことで迷ってたなぁ。

とても重そうな扉に見えます。

でも、押してみましょう。

先に進めるかは状況次第です。扉を前にして「開かないかも知れないから」と自ら開けることをあきらめてしまっては、開く扉も開きません。「この扉は開くのだ」と思い込んで、全身で押してみればよいのです。



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マグロちゃん

2011年02月11日 22時25分30秒 | 明日への一歩
バイトをやめて次のステージに進もうと考えています。

目下、不動産投資が並行して進んでいますが、そのほかにもうひとつ新しい勉強をしようと考えています。今は、そのための情報を集めているところです。

私は、1ヶ所に安住するより走っているほうが好きなようです。自分でも、そのほうが生き生きしていると感じます。

仕事も、覚えることがたくさんあるうちは面白いのですが、慣れてしまうと急につまらなくなります。

よく言えば好奇心旺盛 (おうせい)、悪く言えば飽きっぽい性格。

そう言えば、常に前に進み続けていないと死んでしまう生き物がいました。止まらずに走り続けようとする私は、その生き物そっくりです。

その生き物は……

マグロ。

多くの魚は、口をパクパク動かすとともに、えらぶたも開いたり閉じたりしています。えらぶたを開閉することで、えらに水を通し、その水から酸素を取り込んでいます。

ところが、マグロはえらぶたを動かすことができません。えらぶたを動かせないので、口を開けて泳ぐことで えらに水を通し、呼吸しています。そのため、泳ぐのをやめると、たちまち息が苦しくなってしまいます。

1ヶ所に安住するより走っているほうが生き生きする私は……マグロ?



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後ろ髪引く手を振り切って

2011年02月04日 23時04分30秒 | 明日への一歩
今月いっぱいでバイトをやめることにしました。

退職届を出して帰宅した当日の夜は、布団に入ってからいろいろなことを考えました。

やっとの思いで入社したのに、2年足らずでやめるのは、もったいなくないか。

「今ならまだ間に合う。退職届を撤回しようか」

そんな思いもよぎりました。

でも、次のステージに進むことにしました。

バイトを探していた頃に応援してくれた友達にメールを書きました。

バイトをやめて次のステージに進むよ、って。

後戻りはしないの。



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卒業します

2011年02月03日 23時14分34秒 | 明日への一歩
今月いっぱいでバイトをやめることにしました。

悩みましたが、やめることにしました。

戸籍上の名前を変更した後、初めて女性として仕事を探し始めてから約2年。今のバイト先には1年9ヶ月ほど勤めたことになります。

責任者に退職を申し出て、届出書を書きました。

退職を決めて、いろいろなことを思い出しました。

すべての出来事が、まるで昨日の出来事のようです。

迷いに迷って最初の1歩を踏み出したこと。

友達が応援してくれたこと。

面接の結果通知の電話で担当者から「今回は縁がありませんでした」と言われたこと。そこで食い下がり、再検討に持ち込んだこと。その後、採用の電話があったこと。

ドキドキの初出社

延べ4日間の研修中、家に帰っては練習を重ねたこと。端末画面のスクリーンショットを印刷して家に持ち帰り、端末操作をイメージしたりもしました。

初めて現場に出るとき、私の教育係に指名された兄やんは、困惑しながらもいろいろ教えてくれました。最初は「オレ、みぃさんがどんなことを教わったのか知らないよ」なんて言って、私が何を知ってるかをロールプレイで確認してたっけ。

家で何度も練習していても、現場は勝手が違いました。慣れない端末操作でまごついてるときに、隣で手取り足取り教えてくれた社員もいました。

恥をかくことが仕事だと、失敗を重ねてもガンガン前に出て行った日々。

ノートを開くと、時間が一気に巻き戻され、研修の場面がありありとよみがえります。

涙がぽろり。

さみしいです。

バイト先の人たちは親切で、みんな仲よくやっています。そんな環境から離れることが、さみしいです。バイトに出るのが嫌で嫌で仕方なくなったのなら、未練はないのでしょう。元の性別が問題になったわけでもありません。せっかく就いたバイトをやめるのは もったいないかとも思いましたが、当初の目的を達成した後は、いいところでやめるのが賢明だと判断しました。

当初の目的とは、女性として就職することと、今までと違う仕事に就くことで、自信をつけること。

2年前、不安を乗り越えて新しい行動を起こすことができました。何社か面接を受けて、度胸もつきました。バイトの現場を経験して、女性として社会の中に食い込めることも分かりました。自分に何ができるかも確認できました。

バイトを通じて得た勇気と自信をもって、そろそろ次の1歩を踏み出しましょう。

何度となく袖 (そで) を通した制服とも、もうお別れです。

退職日まで、1回1回の出勤を大切に。



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プロのアドバイスを

2010年12月08日 22時17分21秒 | 明日への一歩
ファイナンシャルプランナー (FP) と顧問契約を結びました。

今後は、資産運用についてFPのアドバイスを受けます。

5月にファンドを売却した後は、新規の買い付けは行いませんでした。

何となく相場の波に乗りにくいと感じていましたし、運用資産がある程度の規模になったら、素人 (しろうと) が判断するより、プロのFPにリスク管理を依頼するほうがよいと思ったからです。

FPに相談するまでは、かなり悩みました。

悩んで悩んで、悩みました。

大切な資産の命運を他人にゆだねることが、怖くて怖くて仕方ありませんでした。

法律上、FPはアドバイスをするだけで、そのアドバイスを参考にして私が判断を下すという建前になっています。しかし、現実には投資先や投資額の決定はFPの意見に左右されます。投資先を自分で探し出して研究を重ね、リスクを十分に抑制しつつ必要な収益をあげられるなら、そもそもFPに相談する必要はないのです。そういう意味で、資産の運用方法をFPに相談するということは、資産の命運をゆだねるに等しいと感じています。

5月にファンドを売却した後にFPに相談しようと考えていましたが、結局相談の決心はつきませんでした。

ようやく決心がついたのは、半年後のことです。

FPには、既にポートフォリオ案を作成してもらっています。

怖がりの私のために、リスク (価格変動) を抑えながらも年率7%程度の収益を狙うポートフォリオが提案されました。ミドルリスク資産のウエイトが大きく、全体の6割を占めます。残りはハイリスク資産 (株など) で運用します。もちろん、年収程度の資金を預金などにプールして、生活環境の変化や突然の出費にも備えています。

私は怖がりなんです。

今ある資産を目減りさせることはできないのです。

私の場合、会社に勤めて給料をもらうという選択はできません。

今の会社が行き詰まってしまったら、次に行く場所はもうありません。

普通の人は、資産が多少毀損 (きそん) してしまっても、働けば生活費を稼ぐことができます。

しかし、私の場合は会社勤め自体が困難なのです。

私はもともと男の子の体で生まれましたが、現在は女性として生活しています。いわゆる性同一性障害 (GID) です。戸籍上の名前は変更できましたが、戸籍上の性別は男性のままです。もちろん、年金も健康保険も男性として登録されています。正社員として就職すると、社会保険に加入しなければならず、戸籍上の性別が知られてしまいます。世間にはまだ根強い偏見が残っており、外見上の性別と戸籍上の性別が違うことで周囲との摩擦が起きるでしょうし、上司や同僚が性別のことを理解してくれるとは限りません。

私の場合、会社勤めという選択肢は存在しません。社会保険への加入を避けるにはアルバイトという選択肢もありますが、アルバイトでは十分な生活費を稼ぐことはできません。

何としても資産を守らなければならないのです。あまり大きなリスクは取れません。

しかし、資産を眠らせておくのもまた無駄です。上手に運用すれば、資産が人生を助けてくれます。

今回、FPに相談したことで、十分な収益を見込めるポートフォリオを組むことができました。リーマンショック級の荒波が来ても、損失をポートフォリオ全体の6%以下に抑えられます。もちろんこの損失は一時的なものであり、世界の経済が落ち着くとともに穴埋めされていくはずです。

年7%で複利運用すれば、税金を払っても12~13年で資産が2倍になります。私が年を取る頃には、この資産が私を助けてくれることでしょう。性別という点で社会の中で狭苦しい思いをしましたが、生活に必要なお金は保証されました。大船に乗ったのです。あとは生活を楽しむのみ。小さなことに心を乱されることなく、存分に人生を楽しみましょう。

お金は、心の余裕も生み出してくれました。

運用する資産は、主に私が働いてためたお金です。学生の頃に頑張って勉強したことが、今までの収入につながっています。そして、その能力を授けてくれたのは両親です。

ありがとう。