みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

春の若葉

2008年04月20日 19時12分13秒 | 草木をめでる
弱い雨が降っていました。雨は、ぽつぽつと屋根をしばらくたたいては静かになり、また思い出したように ぽつぽつと音を立てていました。

実家の庭では、びわの新芽がずいぶん伸び、大きな葉を広げていました。

その若葉が春の雨に濡れて鮮やかなこと。水性塗料で塗ったかと思うほど、くっきりとした黄緑色です。うそのように見えるでしょうが、本当にこのような色をしていました。写真の彩度が高すぎるわけではありませんよ (ホワイトバランスは晴天)。

biwa071.jpg: びわの葉が春雨に濡れて青みを増す

ずいぶん大きく成長したとはいえ、まだ若葉。葉の群れは、ろうとのように すぼまって、円錐形を作っています。

小さなヒナが寄り集まってるみたい。

若葉は、みんなそろって空に向かって万歳し、春の雨をいっぱいに浴びていました。この後、枝が伸びるにつれて葉が開いていくのでしょう。穀雨とはよく言ったものです。二十四節気は中国で発明されたものですが、中国でもこの時期に降る雨で植物の成長が進むのでしょうか。

あまりゆっくりもしていられません。とりあえず用事だけ済ませてこないと。雨が降っているので、コンパクトデジカメをお供に出かけます。一眼レフはおうちでお休み。