学生のころ、ある資格試験の勉強をしていました。参考書だけで10冊をこえ、それに問題集も くわわって、大変な量の勉強が必要でした。通学途中は駅のホームや電車の なかで参考書をひらく毎日でした。
「それ、なん冊め?」
よく そう きいてくる こが いました。
なん冊めかと きかれても こまります。最初は基礎の勉強をするので基礎の参考書の第1章から順番に よみすすめますが、その段階は すでに おわっています。基礎をかためた あとは特定の分野に しぼって集中的に とりくむのではなく、複数の分野を並行して勉強するので、つねに なん冊かが同時進行しており、なん冊めの参考書かは明確に いえないのです。
きづきました。この こは 決して なん冊めかをしりたいわけじゃない。きくだけ きいたら、すぐに どこかへ いってしまう。あいては、特に したしいわけでも なく なかが わるいわけでも ない、たまたま おなじ教室に いるだけの こ。たまたま ちかくをとおりがかったとき、共通の話題が ないから あいさつの かわりとして そう きいてきただけ。だったら、余計なことをかんがえずに適当に こたえておけば いい。ひとと つきあうというのは そういうことだ。
※ この記事の本文からは漢字の訓を排除しています。
「それ、なん冊め?」
よく そう きいてくる こが いました。
なん冊めかと きかれても こまります。最初は基礎の勉強をするので基礎の参考書の第1章から順番に よみすすめますが、その段階は すでに おわっています。基礎をかためた あとは特定の分野に しぼって集中的に とりくむのではなく、複数の分野を並行して勉強するので、つねに なん冊かが同時進行しており、なん冊めの参考書かは明確に いえないのです。
きづきました。この こは 決して なん冊めかをしりたいわけじゃない。きくだけ きいたら、すぐに どこかへ いってしまう。あいては、特に したしいわけでも なく なかが わるいわけでも ない、たまたま おなじ教室に いるだけの こ。たまたま ちかくをとおりがかったとき、共通の話題が ないから あいさつの かわりとして そう きいてきただけ。だったら、余計なことをかんがえずに適当に こたえておけば いい。ひとと つきあうというのは そういうことだ。
※ この記事の本文からは漢字の訓を排除しています。