そろそろ2007年用の手帳が店頭に並ぶ時期です。
私は営業担当ではなく、残念ながらタダで手帳が手に入る環境にいるわけではありません。手帳は毎年書店や文房具店で買っています。
今まで愛用していた手帳はペイジェム リビィ (PAGEM Livee)。能率手帳の流れをくむビジネス用の手帳です。
今年もこのペイジェム リビィを使おうと思って大型書店に行きました。
ところが、ない。
ない。
ない！
見つかるのはペイジェム アティーナ (PAGEM Ateena) ばかり。棚を隅から隅まで探してもペイジェム リビィは見つかりません。ようやく見つけたペイジェム リビィはB6判。でもこれは卓上サイズであり、持ち運びには適しません。
なぜペイジェム リビィにこだわるか?
私の仕事は、案件を受注してから客先に納品するサイクルを繰り返しています。受注から納品までは数日から数週間に及びます。早い場合は受注当日に大急ぎで仕上げて納品することもあります。案件は、一度に1件しか走らないときもあれば、5件、6件が並行して走り、お手玉のような状態になることもあります。
そんな性質の仕事ですから、どの案件をいつ納品するか正確に把握しておかないと、仕事の優先順位を判断することも、作業のスケジュールを組むことも、追加の案件を受注できるかどうか判断することもできません。一番重要なのは納期の管理。所定の期日までに納品するのを忘れてしまったら、客先からの信頼を失ってしまいます。
このような場合には、月間横罫型のスケジュール帳でスケジュールを管理するのがぴったりです。それぞれの案件が走る期間を月間横罫型のスケジュール帳に記入すれば、
一口に月間横罫型と言っても、よく見かけるタイプは2種類です。ひとつは月初から月末までが1列に並んでいるタイプ。もうひとつは半月が1ページに対応する (1日から16日までのページと17日から月末までのページに分かれている) タイプ。ペイジェム リビィは後者の2列型です (前出の写真)。できれば1列型が記入しやすいのですが、2列型でも十分にスケジュールを管理できます。
ちなみに、今までで一番使い心地がよかったのは見開き2ページの1列型。1日から月末までが縦1列に並び、それぞれの日の記入欄が見開き2ページにわたっていたので、多くの案件を「お手玉」していても記入しやすく、助かりました。
しかし、見開き2ページ1列型はほとんど発売されません。幸い、今では細かい案件をいくつも抱えることもなくなったので、ここ数年は月間横罫型のスケジュール帳としてペイジェム リビィを愛用していました。
ところが、今年はそのペイジェム リビィが発売されていないのです。
店頭にあるのはペイジェム アティーナばかり。ペイジェム アティーナは色違いを除いても5～6種類発売されており、それぞれ日記ページの構成が微妙に変えられている充実ぶり。お小遣い帳まで付いており、ただひとつの例外を除いて細かいニーズにもこたえられるようになっています。
ただひとつの例外、それは月間スケジュール欄がすべてブロックカレンダー型であること。ペイジェム アティーナに何種類ものバリエーションをラインナップするなら、せめて1種類くらいは月間横罫型の手帳を用意してくれてもよさそうなものですが、徹底してブロックカレンダーが採用されていました。
店員にカタログを調べてもらいましたが、ペイジェム リビィとして発売されているのは色違いも含めてわずか3種類。そのうち、ポケットサイズはマンスリータイプの1種類だけ。よりどりみどりのペイジェム アティーナと比べると雲泥の差です。ペイジェム リビィの最後のとりでとなったマンスリータイプですが、あいにく月間スケジュール欄はブロックカレンダー型。
ポケットサイズのペイジェムから完全に月間横罫・見開き1週間型が消えてしまいました。
他社の手帳を見てみても月間スケジュール欄はブロックカレンダー型が多く、月間横罫型は少数でした。どうやら時代の主流はブロックカレンダー型のようです。
私の仕事はブロックカレンダーでは管理できないんだけどなぁ……。肩身が狭いわ。
ペイジェム リビィという安住の地を追われ、手帳難民として放浪の旅が始まりました。
(次回に続く)
私は営業担当ではなく、残念ながらタダで手帳が手に入る環境にいるわけではありません。手帳は毎年書店や文房具店で買っています。
今まで愛用していた手帳はペイジェム リビィ (PAGEM Livee)。能率手帳の流れをくむビジネス用の手帳です。
今年もこのペイジェム リビィを使おうと思って大型書店に行きました。
ところが、ない。
ない。
ない！
見つかるのはペイジェム アティーナ (PAGEM Ateena) ばかり。棚を隅から隅まで探してもペイジェム リビィは見つかりません。ようやく見つけたペイジェム リビィはB6判。でもこれは卓上サイズであり、持ち運びには適しません。
なぜペイジェム リビィにこだわるか?
私の仕事は、案件を受注してから客先に納品するサイクルを繰り返しています。受注から納品までは数日から数週間に及びます。早い場合は受注当日に大急ぎで仕上げて納品することもあります。案件は、一度に1件しか走らないときもあれば、5件、6件が並行して走り、お手玉のような状態になることもあります。
そんな性質の仕事ですから、どの案件をいつ納品するか正確に把握しておかないと、仕事の優先順位を判断することも、作業のスケジュールを組むことも、追加の案件を受注できるかどうか判断することもできません。一番重要なのは納期の管理。所定の期日までに納品するのを忘れてしまったら、客先からの信頼を失ってしまいます。
このような場合には、月間横罫型のスケジュール帳でスケジュールを管理するのがぴったりです。それぞれの案件が走る期間を月間横罫型のスケジュール帳に記入すれば、
- いくつの案件が並行して走っているか。
- いつ受注したか。いつ納品するか。
- 既に他の用事が確定しており、空けておかなければならない日はいつか。
- 別の案件を割り込ませるとしたら、どの日に割り込ませられるか。
- 次の案件はいつ入れられるか。
- いつ休みを入れられるか。
一口に月間横罫型と言っても、よく見かけるタイプは2種類です。ひとつは月初から月末までが1列に並んでいるタイプ。もうひとつは半月が1ページに対応する (1日から16日までのページと17日から月末までのページに分かれている) タイプ。ペイジェム リビィは後者の2列型です (前出の写真)。できれば1列型が記入しやすいのですが、2列型でも十分にスケジュールを管理できます。
ちなみに、今までで一番使い心地がよかったのは見開き2ページの1列型。1日から月末までが縦1列に並び、それぞれの日の記入欄が見開き2ページにわたっていたので、多くの案件を「お手玉」していても記入しやすく、助かりました。
しかし、見開き2ページ1列型はほとんど発売されません。幸い、今では細かい案件をいくつも抱えることもなくなったので、ここ数年は月間横罫型のスケジュール帳としてペイジェム リビィを愛用していました。
ところが、今年はそのペイジェム リビィが発売されていないのです。
店頭にあるのはペイジェム アティーナばかり。ペイジェム アティーナは色違いを除いても5～6種類発売されており、それぞれ日記ページの構成が微妙に変えられている充実ぶり。お小遣い帳まで付いており、ただひとつの例外を除いて細かいニーズにもこたえられるようになっています。
ただひとつの例外、それは月間スケジュール欄がすべてブロックカレンダー型であること。ペイジェム アティーナに何種類ものバリエーションをラインナップするなら、せめて1種類くらいは月間横罫型の手帳を用意してくれてもよさそうなものですが、徹底してブロックカレンダーが採用されていました。
店員にカタログを調べてもらいましたが、ペイジェム リビィとして発売されているのは色違いも含めてわずか3種類。そのうち、ポケットサイズはマンスリータイプの1種類だけ。よりどりみどりのペイジェム アティーナと比べると雲泥の差です。ペイジェム リビィの最後のとりでとなったマンスリータイプですが、あいにく月間スケジュール欄はブロックカレンダー型。
ポケットサイズのペイジェムから完全に月間横罫・見開き1週間型が消えてしまいました。
他社の手帳を見てみても月間スケジュール欄はブロックカレンダー型が多く、月間横罫型は少数でした。どうやら時代の主流はブロックカレンダー型のようです。
私の仕事はブロックカレンダーでは管理できないんだけどなぁ……。肩身が狭いわ。
ペイジェム リビィという安住の地を追われ、手帳難民として放浪の旅が始まりました。
(次回に続く)
蔵出し企画: おもちゃ箱の奥 2005年11月18日の記事は → 「鳴門・高松旅行記・31 (高松駅前の夜景)」 【みぃのつぶやき】 じっくり夜景を撮りたかったのですが、このときは映画祭が終わって飲み屋さんに移動する最中でした。何とか2枚撮って切り上げ。 ※ 過去の記事へのコメントも歓迎します。恐れ入りますが、コメントは該当する記事に書いてくださるようお願いします。過去の記事に関するコメントが今日の記事に書かれていると、他の読者が脈絡を理解できず、混乱してしまいますから。 |
