D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=8.0, SS=1/800s), 0.0EV (Matrix metering), ISO200, WB=Sunny (+0), f=38mm (35mm-equivalent: 57mm)
日間賀島 (ひまかじま) の東港で船を下りると、ねじり鉢巻きをした大きなタコが扇子片手に出迎えてくれました。くりくりした目がかわいい。
「タコが入らん」
道路わきでカメラを構えていた父が後ろに下がります。
今回父が持ってきたレンズは80mmからの望遠レンズ。先日買った中古レンズの試写だとか。また望遠レンズ買ったのか。好きだなぁ。
このタコのモニュメント、80mmじゃ相当引かないと (後ろに下がらないと) 入らないだろうなぁ。父のEOS Kiss Digitalは私のD70sより画角が狭く、35mm判換算で約130mmの画角になるので、撮るのは余計に大変でしょう。
結局、交差点を挟んだ反対側から撮っていました。
日間賀島はカニみたいな形をしています。ほら、島の本体が甲羅で、北側に延びる防波堤がカニの爪。
島の周囲は約5.5kmと小さく、歩いても簡単に一周できます。お散歩にぴったり。
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=8.0, SS=1/1250s), -0.7EV (Matrix metering), ISO200, WB=Sunny (+0), f=38mm (35mm-equivalent: 57mm)
タコのいる交差点には信号機が設置されています。何でも、三河湾に浮かぶ島で唯一の信号機だとか。きっと、子供に交通ルールを教えるための信号機でしょう。
私が通っていた小学校には校庭の片隅に小さな交通公園が設けられ、道路や信号機、踏切などが再現されていました。交通公園内の道を歩きながら交通ルールを勉強するためのものです。高いブロック塀に挟まれて見通しの悪い道路も再現されていたと記憶しています。
ところが、そこで交通ルールを教えられた記憶はまったくありません。教えられたのに忘れたのか、本当に交通ルールの授業がなかったのかは分かりません。当時既に、踏切から延びる線路はすっかり錆 (さ) びついていました。第二次交通戦争の時代に造られた後、長い間使われていなかったのかもしれません。
あの交通公園では、放課後に色鉛筆をなくしてしまいました。探しても探しても出てきません。泣きそうになっても探して探して、それでも出てきませんでした。苦い思い出です。
島の道路をてくてく歩きます。
日間賀島の南側からは、小さな島を挟んで篠島 (しのじま) が見えます。
写真の左から築見島 (つくみじま) と小磯島 (こいそじま)、右端のこんもりとした島が中手島 (なかてじま)、真ん中の奥に見えるのが篠島。篠島までは2km足らずと、すぐ近くです。
名前から察するに小磯島と中手島はもともと島だったはずですが、今では埋め立てによって篠島と陸続きになっています。
あっ。
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=3.2, SS=1/400s), +0.3EV (Spot metering), ISO200, WB=Cloudy (+0), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)
ようこそ、ようこそ。
道端で、金色の鬼も歓迎してくれました。
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(3月3日追加) 写真を1点 (oni0000.jpg) 追加しました。