hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

ブータン王国!

2011-11-18 11:18:03 | 日記
 来日中のブータン国王夫妻の言動に注目が集まっていますね! 報道で言われる、夫妻から出る言葉について、国民の幸せとか、絆とかに世論も盛んに反応しますが、既に日本人からは失われてしまっているものです。

 自分の持ち合わせている心というものが、どれ程、貧弱なものなのかを考えて見た人がどれだけ居るのでしょうか? ブータンという国が、僅か人口70万人に足らずの国だから、90%以上の国民が幸せと感じられる国家の形成が可能であって、日本のような規模の国では不可能だとか!
 そんな国の国民は、不満を感じるほどのレベルに来てなくて、単に思い込んでいるに過ぎないと反論してしまう人が、日本には多いでしょう!
 果たして、どれだけの国民が日本の現状を必要な範囲で知っているのでしょうか? 日本人ほど、人と同じでは満足出来ず、人より増しな状態であると自己満足することに喜びを感じる民族は、他にはありません。 
 日常の生活の中でも、”あなただけ特別に何かをしてあげる”と言われると飛びついて結果、騙されるというようなケースが極めて多いのです。

 国の体制も、どんどんその方向に仕組が変えられてきたのです。 補助金だ、奨励金だと、お上の機嫌を取ってお恵みをしてもらって喜ぶという、予算の使い方! 教育界でも、ボランテイアだ奉仕だと学校側に気に入られた行動で内申点をもらって、進学にプラスにする!
 どんどん心が貧しくなる教育、社会が出来上がっているのです。 その意味で、既に心を失っている人、心を持ち合わせない人が存在しているのではないのかと感じる、この頃です。 私は、常に自分にどんな心が備わり、どんな心を持ち合わせているのか、自問自答して暮らしています。 人が何と言おうと、なんと思おうと良いのです。 問題は、それぞれが、謙虚に自分を見つめ直す気持ちを持てる社会、教育があるのかどうかだと思います。