私が生きて来た(歴史?)なかで、この様な事もあるのだと、思った事がある。
それは、とある山頂の物語である。
標高900m余りの一等三角点の石碑がある山頂である。
此処に施設(建屋)を建設する計画が持ち上がった。
其処で、問題となるのが「一等三角点」である。
此の地に、建屋を建築しようとすると、この一等三角点を撤去しなければ成らないだろう・・・?
”出来たら良し・出来なくても仕方ない!”と、折衝を開始した(らしい!)。
申請書(三角点の移設)を携え、当時の河野建設大臣に直訴したとの事・・
事業計画書(申請書)を視て、即座に許諾してもらったらしい・・!
その話を聞いて思った。
「芸も人なり・政治も経営も人なり・・」という”噺家”の宴台を・・
三角点は、此処でなくても良い! 測量に支障が無ければ!との、英断であったのでしょう・・!
その結果、一等三角点が建屋の屋上に存在する現実である。
三角点が、人工物にある現実は、これ以外に知らない。
此の建屋は、時代の変遷も有りながらも、社会生活に貢献しているとの事である。