<2024.06.29>
(3回目:リバイバル編)
このテーマは2011.05.15に第1回目を投稿しましたが、投稿以来2020.05.09の再投稿を含めて、ヒットをたくさんいただいているので、あらためて3回目のリバイバル編として、同じ内容で今回も投稿します。
*なおリバイバル編では、「今の感想」も加えて綴っていたのですが、この感想も2020.05.09の気持と現在(2024.06.29)の気持ちも変わりがありませんので、そのまま当時の内容で投稿します。
1回目:<2011.05.15>
2回目:<2020.05.09>
3回目:<2024.06.29・・・・今回投稿>
<スタート>
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入社後少しずつ仕事にも慣れてきたころであったと思うが、あるとき上司の係長に呼ばれ、「君は先輩から仕事を教えてもらうときに、『うん うん』という返事をしているが、失礼にあたるよ、返事は『はい』と言いなさい」と注意された。
自分としては、まったく意識してなかったことで「エッ」という感じであったが、そうだったのかと、その後は意識して「はい」と言うように努めてきた。
振り返ってみて、係長からのこの注意がなければ、先輩から生意気な奴だと、ずーと思われていたかも知れないし、指導を仰ぐ他の諸先輩などからも同様であっただろうと思う。
ただ係長にしてみれば、「何でいやな思いをしてまで、こんなことを部下に注意しなければならんのだ!」と逆に思っていたかも知れない。
しかし結果的に私の会社生活にとっては、まさしく「金言」であったわけである。
「仕事が人を創る」と言われるが、職場はまさしく人生模様の縮図みたいなものであり、仕事を通じて、お客・上司・先輩・同僚などと相まみえる中で自分は創られていったんだなあと、思いを強くしているところである。
その後、私も同じような立場になったが、部下には「いやなことでも思い切って言おう」と、この上司の言葉を思い出しては、気持ちを強く持った次第である。
実践はかなり厳しく100点とは言えないが、「悪いと感じたところは、思い切って注意する」ように努めてきた。
もう50余年(注:3回目投稿の現在から振り返ると65年弱)くらい前の、上司の一言であったが、「礼儀作法の戒め」「いやなことでも言わなければならないことがある」ということを教えていただいた、ありがたい言葉であった。
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今の感想(2020.05.09時点)
確かまだ20歳前後頃の職場の上司からの『お小言』だったと思いますが、ほろ苦い想い出となっています。
関係して文中の「仕事が人を創る」は、今でも「そうだ、そうだった」と納得がいきます。
仕事を通うじて知り合ったたくさんの方々から、出会いの中で教えられてきた、色々な言葉(ご馳走)が、永い人生の中で栄養となって、そして今があるのだと、あらためて読み返し感じたしだいです。
<「カサブランカ」満開(1)・・・・近くの緑地帯>
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