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メスキータ/コルドバ

2005年10月19日 23時59分17秒 | Spain’04
メスキータとはスペイン語でモスク(イスラム教寺院)のこと。
780年、アブドゥル・ラフマーン1世によって、西ゴート王国
の教会の跡地に建立され、その後3回の拡張を経て現在の規模に
なった。

イスラム教とキリスト教が混じり合った珍しい建築。





赤と白のレンガの馬蹄型アーチが印象的。イスラム文様があるかと思えば、キリスト教様式の建築があり。拡張によって出来たので、そのエリアはある程度分かれているものの、同じ空間に全く違う文化が存在し、1つの教会として在るのは不思議。レコンキスタによってキリスト教教会への改宗のため、その様式が取り入れられたが、王は他宗とは言え素晴らしい建築を平凡な教会にしてしまって無駄にしたと怒ったそうだ。イスラムの建築を破壊し尽くさなくてよかったなと思う。スペインの歴史を目で見るようです。

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2 コメント

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イスラム様式 (りんりらりん)
2005-10-21 22:08:31
イスラム教とキリスト教を、何度も行ったり、来たりできる不思議な空間でした。改めて歴史を考えると、いろんな思いがします。

キリスト教様式が平凡とまでは思いませんが、イスラム建築の素晴らしさに、圧倒されました。



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行ったり来たり (fumihirogetsuki24)
2005-10-22 22:49:33
ふたつの文化を行ったり来たりできる。

素敵な表現ですね。まさに、それが実現できるとこでしたね。

平凡と言えるのは、王ならではの発言でしょうね。

キリスト教とイスラム教、それぞれの粋を尽くした建築はどちらも素晴らしいです。

イスラム教の文化は今までに見たことがないものでしたが、すごいと思いました。
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