JR中央線で、また、人身事故があった。
都営大江戸線の光が丘での演奏会の帰りだった。
大江戸線で東中野前で戻り、中央線に乗り換えた。
吉祥寺駅まで来たところで「ただいま、人身事故がありました」
とのアナウンス。
「当駅で運転を見合わせます。三鷹駅までお越しのお客様は、総武線を・・・」とのこと。
ほとんどの人は、そのまま、動じず。鞄の文庫本をそのまま読む。
停車してから、45分ほど経過。
ようやく、「運転再開します」との嬉しいアナウンス。
文庫本は、あと数ページの所まで読み進んでいた。
ようやく乗り換えの立川駅に到着。
18時も回ってあたりは、真っ暗。
まだ時間が早いこともあり、乗客は一様に、あわてる人も、焦っている様子もない。
青梅線の始発ホームに行くと、発車予定時刻を過ぎた河辺行きが停車中。
しばらく待ってようやく発車となった。
目撃者によると、自殺とか。
先日、自殺した遺族へ、慰謝料を払えという、判決があった。
たしか、マンションの話。
鉄道の場合は、被害を被った客や鉄道会社への慰謝料を請求されることはないそうな。
鉄道が1分止まると100万円の損害とか、聞いたことがある。
今回2万6000人の人が影響を受けたそう。
少なくなっているという鉄道への自殺者。
自殺行為そのものがたくさんの人へ、多大な影響を与えているということを、認識して欲しいと思う。
2万6000人のドラマに色々な影響を与えたということって、ものすごいことではないですか。
恨む人だって、いたかもしれないでしょ。