職場の複合機が、新しくなった。
結局、毎年新規の複合機になっていることになる。
複合機入れ替えの約束の日時。
いつも、時間ぴったりの、配送担当、複合機の設定担当。
営業さんと、勢揃い。
「では、開始」という時になって、事務所の上司が「聞いてない」と言い出す。
先日、複合機の入れ替えの契約をしたのだが、その日は、上司が不在。
契約済んで、入れ替え日について、営業から相談があった時に、通常なら、上司が休暇となる、金曜日。
使用したい人がいると、ごたごたするので、午後の3時から作業をしてもらうということに、決めた。
翌々日に、上司から、最終的な契約がどうなったかを聞かれ、ざっと説明。
来週の15日に、入れ替えに来ます。とだけ伝えたのだが。
念頭から失念していた上司が、「どれくらいかかの?」との問いに、設定作業者が「およそ、一時間」
と言ってしまったものだから、先の発言に。
一時間も、複合機が使えなかったら、せっかく、臨出してきた意味がなくなる。
それは、当然の考えだが、まるまる1時間、使えない状態になるわけはなく。
「作業に、どのくらい?」という問いに、ユーザーの使えない状態になるのは、どの程度なのかという
ことが、ユーザーの知りたいことろ。
それを察知して答えてもらいたかった。
前回の入れ替えの時は
PC一台の設定に長くても10分から15分。
15分でも困るというのであれば、やりようがない。
結局、新マシンの設定を、設置する前に作業してもらい、空白時間をなるべく、短くする方向で
取りかかってもらうことになった。
作業が進んでいくと、ドライバが前機と同じなので、各マシンの設定は不用ということが分かった。
作業開始から1時間が経過する頃、「試したい」ということになって、3台のPCから、送った。
何なくクリア。
設置変えに要する時間はと尋ねると、「2分くらい」とのこと。
印刷物に格闘しているユーザーに、5分ほど頂戴することにして、設置替えを敢行。
設置完了。
初めは、設置替えを後日にするしかないかと、心配させられた、複合機の設置替え。
知恵を出しあっって、どうにか、時間に終えることができた。
初め、こわばっていた、上司も、終わりごろには、笑顔になり。
仕事を終えて引き揚げていく、作業者たちを見送ってくれた。
ユーザー心理を、的確に押さえておかなればいけなかったのだと、反省。
自分もユーザの一人なんだけど。