江戸の時刻は「暁九ツ」「暁八ツ」「明け六つ」「朝五つ」「昼九ツ」「暮れ六つ」「夜四つ」などど言う。
夏至、春分、秋分、冬至で昼九つ以外はパターンが変わるそうな。
結構、正確だったらしい。
生活に関したことで、根ざしたことは、いくつもあり、確立されていたそうな。
時代、時代で、こうした、先人の知恵があることは、素晴らしいことと思う。
「大阪の食いだおれ、京都の着だおれ、江戸の呑みだおれ」というのだそうな。
大阪、京都は知っていたが、江戸のは、知らなかった。
「火事と喧嘩は江戸の花」が有名。
「お伊勢詣り」をはじめとする旅行も盛んだったそうな。
庶民ののびのびとした生活を思わせる。
江戸の落語
古地図と名所図会で味わう
菅野俊輔
青春出版社