人から羨まれる、人生を送っている。
財産に恵まれているわけではない。
不動産も、預貯金もない。
年収は世帯年収でも500万程度か。
つい最近まで400万にも満たなかった。
それでも、自分の好きなことを優先して、自分の出来うる限りきままな毎日を送っている。
けれども、その陰に、辛さもある。
自分の思い通りにはならない負の力。
これは結構、曲者。
勝手気まま、自身の好きなことだけ優先して生活するのには、ある程度の財産がなければならない。
小さいころから、財産に縁がない。
負の財産ばかりの人生。
それでも、何とか自分を生かしながらやってきた。
思うようにいかない、辛さを、なんとか、乗り越えてきた。
人生は山あり、谷あり、ある程度の動きがある。
その中でも、さらに動きがあるのを、ある時は、じっと耐え、ある時は、たがをはずし、
ある時はそれなりに大いに楽しんだ。
山あり谷ありと、いつも心に言い聞かせてきた。
ずうっとは続かない、と。
だから、自身の気持ちをいつも優先してきた。
自由気ままそうでも、少しは悩みもあるし、大いなる力に翻弄されていると感じることもある。
しかし、自分の意志を第一にしているので、後悔は少ない。
けれども予期せぬ、マイナス要素にはショックを受ける。
2月に予期せぬ、通告を受け、生活が変わった。
以前のリストラの時よりは、少ないショックだった。
見直しを余儀なくされ、一か月を過ぎた。
心の平安は、まだ揺れ動いている状態。
この感覚はもう二度と経験したくない。
一般社会ではどうなのだろうか。
景気は少し後退、か。