今までに、何曲演奏しただろう。
半年から一年かけて、練習をする。
しかしながら、1か月しか練習期間がなかったり、1年かけたり。
毎週一度はすくなくとも楽譜を見る。
ところが演奏を終えて、別の曲の練習に入っていくと、先の練習した楽譜の表紙の装丁を忘れてしまう。
以前の演奏曲をまたすることになり、楽譜を探す。
いつの間にか4箱になってしまった、楽譜ケース。
雑多になっていた、楽譜ケースに、目的の楽譜が見つからない。
楽譜の整理を思い立ち、主たる合唱団の3つのケースと、短発で演奏したものを「その他」とし、
パンフレットや思い出の写真、プログラムなどを別の「思い出」のケースに分けた。
それから、目当ての楽譜を探した。
見つからない。
何か月か前に、確かに楽譜を確認した。
「こんな楽譜だったっけ」と思った記憶もある。
ところが、どんな装丁だったかの記憶がない。
念入りに楽譜を調べていった。
タイトルに見覚えがないもの。
タイトルに覚えがあっても楽譜の装丁の覚えと一致しないもの。
大きさも厚みも様々な楽譜たち。
楽譜探しも3日、4日とたち、ついでにしばらく手を付けずにいた部屋の整理整頓も
やってみた。
振り返れば、ここ1年以上整理整頓していなかった。
そこらじゅうに、雑多になってしまった楽譜、その他。
いい機会として、徹底的に整頓していった。
楽譜探しは最悪、次の火曜日。
月曜日は、別の合唱団の練習があり探している時間はない。
つまり火曜日の夜しか、もう時間がなかった。
大分、整頓されてきた室内。
記憶をたどるが、装丁は一切思い浮かばない。
ただ、何か月か前に楽譜を確認した覚えがある。
「もうすぐ使うから」「こんな装丁だったか」と感じた記憶だけがあった。
そして、甦らない記憶を頼りに何度目かの楽譜探し。
そして、ようやく楽譜を発見!
楽譜の収納ケースでなく別のケースを再度調べていたら、楽譜と思しき五線紙を発見。
中を開いたらお目当ての楽譜だった。
「えー、この楽譜?」
思い浮かばないはず、単なるコピー紙だった。
原紙は?
思い浮かばず。
さて、合唱記念に楽譜のリストでも作ろうか。