親知らず痛む患者の前歯数本、必要ないのに切断
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180207-OYT1T50186.html?from=ytop_main4
記事抜粋ーーーーーーーーーー
患者の歯を不必要に削ったとして傷害容疑で逮捕された岡山市北区津島新野、歯科医師福原淳郡(あつくに)容疑者(53)について、岡山県警岡山西署は7日、別の患者の前歯数本を切断したとして同容疑で再逮捕した。
今からうん十年も前。
当時、高3だった。
虫歯が一本あったので、卒業まじかの日中。
近所の歯医者に出かけた。
何も説明もなく。
関係のない親知らずを抜かれたよう。
麻酔で感覚がないから、どの歯か、最初はわからず。
「(虫歯が進んで)抜くほどひどかったのか」と思った。
「来なさい」と医者に言われて抜いた歯のかわりに歯を入れてくれるのかと、いそいそと
また、出向いた。
今度は何故か反対側の抜歯。
とろい、自分でも変だと感じた。
家に帰って、口の中をみると、もう片方の歯がない。
昔人間で、歯が多かった。
奥歯が余分にあったはず。
それを左右とも抜かれたわけで。
大分、たって、社会人になった。
ある日、母にその時の顛末をざっと話した。
「どこの医者よ!」と怒った。
抜いてしまった歯はもう生えてはこない。
その時の歯医者不信になって、その後何十年も歯医者にはいかなかった。
歯周病で、つぎつぎ、歯を失い、結局、上の歯は総入れ歯に。
下の歯はブリッジになった。
つくづく、健康な歯をぬいてくれた歯医者を思う。
たぶん、金儲け主義者だったのだろうと。
かかった、自分の愚かさを悔やむしかない。