【速報】「2週間程度再延長」首相が方針表明 緊急事態宣言
2021/03/03 18:59
菅首相が、1都3県の緊急事態宣言の再延長について、記者団の取材に応じた。
菅首相「感染状況を確認し、今後の対応策を協議致しました。1都3県については、この7日に期限を控えているわけでありまして、感染防止対策が極めて重要な局面であると考えています。また、病床が逼迫(ひっぱく)している状況。厳しい指標もギリギリの指標もありますから、私としては、国民の皆さんの命と暮らしを守るために、2週間程度の延長が必要ではないかなと、このように考えておりますが、いずれにせよ、専門家、また関係者の皆さんのご意見を伺ったうえで、最終的に私自身が判断をしたい。このように思っています」、「(2週間という期間に理由はあるか?)これについても、これから専門家の皆さん、関係者の皆さんの意見を伺って決めていきたいというふうに思っています」、「(一部報道で、東京五輪は海外からの受け入れを見送る方向で政府が決定するという報道がある。この検討条件については?)政府は、検討とかそういうことはやっておりません。いずれにせよ、IOC・東京都・組織委員会が連携しながら政府としてはお手伝いをしたいというふうに思っております」、「(今回の緊急事態宣言の延長の2週間という幅は、1都3県の知事の意向をふまえたものか?)1都3県の知事の皆さんの意見も、当然これから伺ったうえで判断をしたいというふうに思います。まだ2週間と決定したわけではなくて、私は2週間程度は必要じゃないかなという思いでありますので、そうしたことをこれから専門家の皆さんや、関係者の皆さんのご意見を伺ったうえで、最終的には判断をしたい。こういうことであります」、「昨日も大臣が集まっています。それぞれの、電話では情報というのは伺ってます。正式ではなくて、どういう状況であるかということを伺っていますし、ある意味で、ギリギリまで、きょうのそれぞれの1都3県の陽性者数ややはり病床。そうしたものを参考にしながら、方向性を出させてもらったということです。専門家の皆さんとも、だいたい考え方というのは伺ってます。おおよそでありますけど、だいたいそういう方に伺いながら。ですから、これからそういう意味で、正式にお伺いをすると。そういう中で、最終決定は、これから先ですから。今決めたわけではありませんから、私自身はそういう認識が必要じゃないかということを今表明させていただいているところです」