「まさか事件になるなんて」驚く住民 釧路の夫婦、保護責任者遺棄容疑で逮捕
2022/06/12 05:00
(北海道新聞)
「まさか事件が起きるなんて―」。幼い兄弟2人が長時間放置され、弟が死亡した保護責任者遺棄容疑事件で、逮捕された釧路市の会社員阿部光浩容疑者(35)と妻、兄弟の4人家族が住む釧路市昭和地区では、住民らから驚きの声が上がった。一家は周囲との付き合いも少なく、事件が起きて子どもがいたことを知った人も少なくなかった。
阿部容疑者宅周辺は、一戸建てが立ち並ぶ閑静な住宅街。事件があった8日夜、阿部容疑者が帰宅した直後に救急車やパトカーが集まり、周囲はものものしい雰囲気になったという。50代の女性は「何があったのか心配していた。まさか事件になってしまうなんて」と驚きを隠さなかった。