政府、東京など3都府県の「まん延防止」追加を決定 12日から
2021/04/09 18:16
(毎日新聞)
政府は9日夕、新型コロナウイルスの対策本部会合を首相官邸で開き、「まん延防止等重点措置」の適用対象に、感染が拡大する東京、京都、沖縄の3都府県を追加すると決定した。期間はいずれも12日からで、東京は5月11日まで、京都、沖縄は同5日までとする。
まん延防止措置は今月5日から大阪、兵庫、宮城の3府県に適用されており、対象は計6都府県に増える。追加の対象は、東京都が23区と武蔵野など6市、京都府が京都市、沖縄県が那覇など9市。
対象区域では、飲食店などに営業時間を午後8時までに短縮するよう要請し、自治体の見回りを強化する。大規模イベントの入場上限を5000人にする。不要不急の都道府県間の移動自粛も要請する。【川口峻】