<新型コロナ>新型コロナ 濃度不足のワクチン接種 東かがわで最大6人 /香川
2021/07/14 07:48
東かがわ市は12日、市引田庁舎で11日に実施した新型コロナウイルスワクチンの集団接種で、最大6人に誤って濃度不足のワクチンを接種した疑いがあることを明らかにした。
同市保健課によると、医療従事者はワクチン入り容器1本を生理食塩水で希釈し、6本の注射器に投入し使用する。今回は、投入を終え廃棄予定の容器の残液を誤って再度希釈し、濃度不足の注射器を使用した可能性がある。同課は接種ミスの疑いのある133人に連絡を取り、抗体検査を実施して再度接種が必要か検討する。
また、宇多津町では10日に町コロナワクチン接種センターで行われた集団接種で、2人に対して適正なワクチンを1回の注射で接種できず、針を交換して計2〜3回注射するトラブルがあった。注射筒と針の組み合わせを誤ったことが原因という。
東かがわ市、宇多津町とも接種ミスによる健康被害は確認されていない。【西本紗保美】