インフル、6都県で流行=全国で増加傾向―厚労省
2022/12/23 16:21
厚生労働省は23日、1週間に報告された1医療機関当たりのインフルエンザ患者数が岩手や東京、熊本など6都県で流行の目安となる「1.0人」を超えたと発表した。全国では0.53人で増加傾向が続いており、厚労省は新型コロナウイルスとの同時流行への警戒を強めている。
厚労省は全国約5000の定点医療機関から18日までの1週間に報告された患者数を集計。全国では前週の約2倍に当たる2592人が報告された。
1機関当たりでは岩手が最多の2.84人で、富山(1.33人)、青森(1.25人)、熊本(1.14人)、東京(1.12人)、神奈川(1.05人)が続いた。福岡(0.91人)や大阪(0.82人)、沖縄(0.80人)も流行入りに近い。