死体遺棄の容疑で男を逮捕
2021/09/18 17:50
おととし8月からのおよそ2年間、糸満市の住宅内で父親の遺体を放置していたとして49歳の男が18日に逮捕されました。死体遺棄の疑いで逮捕されたのは自称・糸満市に住む無職の吉元吉人容疑者(49)です。
吉元容疑者は2019年8月ごろに死亡した当時81歳の父・吉元吉武さんの遺体を糸満市の住宅の中におよそ2年間放置し続けた疑いが持たれています。遺体はゴミに埋まっている状態で、ミイラ化していたということです。
ことし6月14日に糸満市役所から「安否確認したい」と警察に通報があり、その2日後に警察と市の職員が室内に立ち入ったところ、吉武さんの遺体を発見しました。
吉人容疑者は「父の遺体を放置していたことに間違いない」容疑を認めています。警察では年金の不正受給していた可能性などもあるとして、余罪を捜査してます。