大小三万の川があるという。
生活に密接な存在の川は、ヒトの歴史とともにある。
名前も、歴史と、ヒトとの関わりのなかで、変化してきた。
名前が変わったり、文字が変わったり、川のかたちが変わるように、名前も変わってきた。
「筑摩」「信濃」「吉野」
アイヌ語に秘められた川の由来が心に響く。
以前、よくキャンプをした。
キャンプ場を探すときは、山の上で、川の近くを選んだ。
以前、住んでいたところは、裏に田んぼ用の川があった。
今は、玉川上水の近くに住む。
川の名前で読み解く日本史
岡村直樹
青春出版社