さて、写真展の方は見終わって、お寺の拝観です。
ここの五重塔は新幹線からもよく見えるもので、まあ、京都の代表的な建築物の1つです。法隆寺、醍醐寺、東寺が三大五重塔とか。
ここの内部は通常は公開していません。初めて入りました。中は暗く、一階の四方にはそれぞれ仏像が置かれており、壁にはお坊さんの絵などもあります。なんか独特の雰囲気です。
心柱といって、中心の柱があるのですが、これは根元の部分をだるま落としのようにして少し短く切った跡があるということで、そこも見せてくれました。というのは、瓦が乗ったりしている屋根などの部分は、その重みでだんだん少しずつ下に沈み込んでいくことがあり、そうなると心柱のみが上に飛び出すような形になってしまいます。そこで、柱の下の方の部分をだるま落としのようにして少し切り取り、柱の長さを短くしたそうです。
仏像は金堂と講堂に安置されています。弘法大師空海、真言密教のお寺ですので、仏像も不動明王なんかがあったりして、独特の雰囲気があります。
金堂の方には薬師三尊像。ここのお堂は国宝で桃山時代の建築。天竺様という建築様式だそうで、となると、東大寺南大門なんかと似ているのかな。確かにそんな感じはします。
お堂の中は上の空間が広くゆったりした感じです。薬師如来もいいんですが、ここではその下の方にある小さい十二神将像がすばらしいです。
講堂の方はまた全然雰囲気が違います。建物は和様ですっきりした感じ。
中に入ると不動明王やら四天王やら20体以上の像がそれこそ林立しているような状態で、金堂のゆったりした雰囲気とはまったく異なり、なかしら仏像に圧倒されるような独特の雰囲気があります。ここはじっくり見たいところです。
あと、大師堂という檜皮葺の建物もあって、これも国宝です。なかなかしぶい感じの建物です。
土曜日の夕方ということで、観光客はあるものの、そんなに混雑しているということもなく、ゆったりと見られました。
京都へ行く機会があったら、訪ねてみてほしいお寺です。京都駅からも近いです。
ここの五重塔は新幹線からもよく見えるもので、まあ、京都の代表的な建築物の1つです。法隆寺、醍醐寺、東寺が三大五重塔とか。
ここの内部は通常は公開していません。初めて入りました。中は暗く、一階の四方にはそれぞれ仏像が置かれており、壁にはお坊さんの絵などもあります。なんか独特の雰囲気です。
心柱といって、中心の柱があるのですが、これは根元の部分をだるま落としのようにして少し短く切った跡があるということで、そこも見せてくれました。というのは、瓦が乗ったりしている屋根などの部分は、その重みでだんだん少しずつ下に沈み込んでいくことがあり、そうなると心柱のみが上に飛び出すような形になってしまいます。そこで、柱の下の方の部分をだるま落としのようにして少し切り取り、柱の長さを短くしたそうです。
仏像は金堂と講堂に安置されています。弘法大師空海、真言密教のお寺ですので、仏像も不動明王なんかがあったりして、独特の雰囲気があります。
金堂の方には薬師三尊像。ここのお堂は国宝で桃山時代の建築。天竺様という建築様式だそうで、となると、東大寺南大門なんかと似ているのかな。確かにそんな感じはします。
お堂の中は上の空間が広くゆったりした感じです。薬師如来もいいんですが、ここではその下の方にある小さい十二神将像がすばらしいです。
講堂の方はまた全然雰囲気が違います。建物は和様ですっきりした感じ。
中に入ると不動明王やら四天王やら20体以上の像がそれこそ林立しているような状態で、金堂のゆったりした雰囲気とはまったく異なり、なかしら仏像に圧倒されるような独特の雰囲気があります。ここはじっくり見たいところです。
あと、大師堂という檜皮葺の建物もあって、これも国宝です。なかなかしぶい感じの建物です。
土曜日の夕方ということで、観光客はあるものの、そんなに混雑しているということもなく、ゆったりと見られました。
京都へ行く機会があったら、訪ねてみてほしいお寺です。京都駅からも近いです。