懲りずに、ポイント稼ぎ狙いで外為どっとコムで口座開設手続き。
りそなの劣後債、1つ申し込んでおきました。取れるかどうかはわかりません。MMFや個人向け国債で放置しておくのと比較すれば、すぐに年間数万は違ってきますので、それなりに意味はあるかと思っています。
「投資戦略の発想法〈2010〉」を読んでいます。「ブラック・スワン」も並行して読んでますが、こちらはなかなかすすまない。内容も文体も独特で、なかなか先に進みません。時々、非常に面白く感じるところはあるのですが。
木村氏の「投資戦略・・」ですが、どうも氏の政策的な主張が前面に出過ぎており、まあ、それは資産運用とも関わっていると考えているから書いているのだとは思いますが、ちょっと運用の教科書としてはどうなのと感じるところも多いです。前の版もこうだったかなぁ・・・。この主張そのものには同意しがたいところも多いです。
本については、まあ、内容の基本はそんなに変わってはいないですが。
「経済的合理性から言えば、でかい借金してまでマイホームっていうのはどうなの」というのが長々と書かれています。まあ、主張の趣旨はわかります。マイホームへの「投資」というのは、相当にリスキーなものであることは確かでしょう。だったら、その資金を株式投資に回した方が、多分、お金はたまるよと。「多分」というあたりが株式投資の本質だと思いますが。
自分自身の場合でいえば、前提の「借金してまで」という部分がそもそもあてはまりませんし、ちっこい家ですが、自分の好きなように家を建てられたのはよかったと思ってます。そもそも、この「自分の家」というのは経済的合理性を主眼として建てられるものではない場合が多いですし。
同様の事は、本書ではふれられていないですが、自家用車についても言えます。町中の移動手段ということであれば、軽自動車で十分でしょう。長距離の移動だったら、鉄道か飛行機を利用しレンタカーでも借りればいいわけです。価格の高い自家用車は、もちろん購入のコストもかかりますし、ガソリンや保険、車検などの維持費もかなりかかります。家計の中で自動車関係にかかるコストの割合というのはかなり高いでしょう。
が、これは「楽しみ」としての側面も大きい、つまり「経済的合理性」が貫徹されないということね。
経済効果という意味で言えば、家も車も波及効果は大きいでしょうから、ローンでも組んで(これ自体、金融機関の大きな収益源)買ったり作ったりしてもらった方がいいというところもあるしね。
まあ、「そんなに無理して家を買わなくてもいいよ」ということであるなら、それはそうですねということになります。金額としてはマイホームというのは大きい買い物にはなりますから、ここのところにそれなりに力を入れて氏の主張をまとめられているというのは、意味てとしはわかります。
次は、株式投資で一儲けとか考える前に、節約して自分の仕事をしっかりやれと。これはもう、まことにごもっとも状態。
自分の家庭で考えると、この節約という面はかなり弱いです。家の中の電気を消してまわるのは私です。といいつつ、暑いのが苦手ですぐにクーラーはつけてしまいます。そもそも、タバコを吸ってるのがいけません。金はかかるわ、体には悪いわ、汚れるわ・・。
仕事については、頑張ろうが頑張るまいが、所得には影響がありません。直接所得の増加につながるかどうかが仕事のモチベーションになっているわけではないのです。体力低下で無理がきかなくなってきているというところはありますが、仕事へのモチベーションは低下していません。
うちの場合、二馬力フルタイムで仕事をしていますので、まあ、そんなに節約を考えたり実行したりしなくも、それなりに貯蓄や投資に回せる資金はできてきます。なので、自分の場合はこの木村氏の前提としている部分というのは、既に通過しているところ(ですが、重要)とも考えられます。
続くよ。
りそなの劣後債、1つ申し込んでおきました。取れるかどうかはわかりません。MMFや個人向け国債で放置しておくのと比較すれば、すぐに年間数万は違ってきますので、それなりに意味はあるかと思っています。
「投資戦略の発想法〈2010〉」を読んでいます。「ブラック・スワン」も並行して読んでますが、こちらはなかなかすすまない。内容も文体も独特で、なかなか先に進みません。時々、非常に面白く感じるところはあるのですが。
木村氏の「投資戦略・・」ですが、どうも氏の政策的な主張が前面に出過ぎており、まあ、それは資産運用とも関わっていると考えているから書いているのだとは思いますが、ちょっと運用の教科書としてはどうなのと感じるところも多いです。前の版もこうだったかなぁ・・・。この主張そのものには同意しがたいところも多いです。
本については、まあ、内容の基本はそんなに変わってはいないですが。
「経済的合理性から言えば、でかい借金してまでマイホームっていうのはどうなの」というのが長々と書かれています。まあ、主張の趣旨はわかります。マイホームへの「投資」というのは、相当にリスキーなものであることは確かでしょう。だったら、その資金を株式投資に回した方が、多分、お金はたまるよと。「多分」というあたりが株式投資の本質だと思いますが。
自分自身の場合でいえば、前提の「借金してまで」という部分がそもそもあてはまりませんし、ちっこい家ですが、自分の好きなように家を建てられたのはよかったと思ってます。そもそも、この「自分の家」というのは経済的合理性を主眼として建てられるものではない場合が多いですし。
同様の事は、本書ではふれられていないですが、自家用車についても言えます。町中の移動手段ということであれば、軽自動車で十分でしょう。長距離の移動だったら、鉄道か飛行機を利用しレンタカーでも借りればいいわけです。価格の高い自家用車は、もちろん購入のコストもかかりますし、ガソリンや保険、車検などの維持費もかなりかかります。家計の中で自動車関係にかかるコストの割合というのはかなり高いでしょう。
が、これは「楽しみ」としての側面も大きい、つまり「経済的合理性」が貫徹されないということね。
経済効果という意味で言えば、家も車も波及効果は大きいでしょうから、ローンでも組んで(これ自体、金融機関の大きな収益源)買ったり作ったりしてもらった方がいいというところもあるしね。
まあ、「そんなに無理して家を買わなくてもいいよ」ということであるなら、それはそうですねということになります。金額としてはマイホームというのは大きい買い物にはなりますから、ここのところにそれなりに力を入れて氏の主張をまとめられているというのは、意味てとしはわかります。
次は、株式投資で一儲けとか考える前に、節約して自分の仕事をしっかりやれと。これはもう、まことにごもっとも状態。
自分の家庭で考えると、この節約という面はかなり弱いです。家の中の電気を消してまわるのは私です。といいつつ、暑いのが苦手ですぐにクーラーはつけてしまいます。そもそも、タバコを吸ってるのがいけません。金はかかるわ、体には悪いわ、汚れるわ・・。
仕事については、頑張ろうが頑張るまいが、所得には影響がありません。直接所得の増加につながるかどうかが仕事のモチベーションになっているわけではないのです。体力低下で無理がきかなくなってきているというところはありますが、仕事へのモチベーションは低下していません。
うちの場合、二馬力フルタイムで仕事をしていますので、まあ、そんなに節約を考えたり実行したりしなくも、それなりに貯蓄や投資に回せる資金はできてきます。なので、自分の場合はこの木村氏の前提としている部分というのは、既に通過しているところ(ですが、重要)とも考えられます。
続くよ。