旧:鳳凰堂のランダムウォーカー <伏見の光>

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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

2012-08-06 19:10:17 | 映画テレビメディア
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クリエーター情報なし
ワーナー・ホーム・ビデオ


 これはかなりきました・・・。

 親父さんが911で亡くなって、その息子が父親が残した鍵を持ってそれに合う鍵穴を探していろんな人を訪ね歩くというようなお話ですが。まあ、この息子が、なんというか、「曲者」で面白いです。

 別にこれは、911を持ってこなくても作品としては成り立つ普遍性があると思いましたけど、アメリカの映画ですから、よりリアルに受け止められるところがあるのかもしれません。

 日本なら、津波で亡くなった人とその家族に同じような物語が成立しても不思議はありません。

 つまりは、人は、家族をはじめとした「身近な人の死」、それも予期せぬ、また理不尽な、唐突な死をどう受け入れるのかというのが主題です。

 息子にとっては、この鍵穴探しはしなければならないことだった。もしかしたら、これは具体的に探し求めていることが明らかにならないかもしれないけれど、それでもしないわけにはいかないことだった。

 ただ心配しているだけに見えて、息子の母親はある行動をします。それはここでは書かないけれど、このことを通して得られた二人の経験の共有は、彼の父親の思い出も含めて、これから先に生きていくための「燃料」になるように思いました。

 結局、それ、死の受け入れ、は自分が納得するような形でなされなければならない。そうできるとは限らないですが。

 それは個人の内省的な経験なのでしょうか。そういう場合もあるでしょうが、やはり様々な人とのつながりということが大事になってくる場合が多いように思います。

 私個人の最近の行動と関わっていえば、映画の中の息子が鍵穴を探し歩くのと、私がお寺巡りをして仏像を見たりするのとはちょっと似ているところがあるなと思いました。

 前半、ちょっとしんどいですし、最後は「これはちょっとお話を作りすぎかな」と思うようところもありましたが、なかなかしみましたね、これは。


 

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同志社大学、オープンキャンパス

2012-08-06 09:23:15 | インターネット・パソコン・デジカメ
同志社大学、オープンキャンパス

 同志社大学のオープンキャンパスに行って来ました。今出川校地です。

 下の娘が受験生で、見ておきたいというので、おつきあい。

 醍醐から地下鉄で御池まで出て、そこから地下鉄乗り換えで今出川へ。ここまでは、ほとんど直射日光にさらされることなく来られましたが、外に出ると、もう異常なまでの熱気・・・。12時前で、既に気温も上昇している時間でしたが。

 同志社大学にはこれまで行ったことがなかったです。立命とかは何度か行く機会はありましたが。

 キャンパス内には重要文化財の建物がいくつかあったりします。同志社というと、イメージとしてはやはりレンガ造りの建物。
 でかいカメラでバシャバシャと写真を撮って、ほぼ観光客状態・・・。

 同志社礼拝堂(チャペル)。卒業生はここで結婚式ができるそうです。


こんな感じとか。




 オープンキャンパスはもうすごい人。女子の比率がかなり高いという印象。階段上になっている大講義室のようなところで学部ガイダンスがあったり、模擬講義があったりするのですが、学部ガイダンスは、学部によっては立見でつめこんでも入れない人もあったりしました。


 私は教室には入らずに外をうろうろ・・。しっかし、暑い・・・。もう、ちょっと具合いが悪くなるくらい暑いです・・。蒸し暑い・・・。

 で、学食で400円ランチを食べて、娘さんが模擬講義に行っている時間は図書館へ。きれいですが、ここは蔵書がそんなに豊富という感じはしませんでした。
 モニターが100台ぐらい並んでいて学生さんが利用しているような光景はやはり昔とは違うなぁ思いました。

 大きい木がそこここにあって、落ち着きます。


 これは神学部3階への廊下から撮りました。3階にはチャペルがあって、神学部の学生さんのパイプオルガンの演奏をちょっと聞かせてもらいました。


 水のペットボトル。無料配布。
キャラクターは「八重さん」。新島八重は次の大河ドラマで取り上げられるそうです。
 知りませんでしたが、うーん、なかなか波乱万丈の人生・・。大河ドラマでは綾瀬はるかが演じるとか。


 いやー、疲れましたが、まあ、面白かった。
コメント (2)
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