遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
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茸の季節

2018-10-10 17:04:28 | グルメ

本日の収穫

山に来た。流石に少し冷やっこい。早速外に出て家の周りを歩いてみた。きのこが出ていないかと探すためである。台風の影響で木の枝がたくさん落ちている。これを片付けるにはかなりの努力、尽力が必要だろう。

ざっと見て回ったが、今年は目当ての「じごぼう」(ハナイグチ)はまだあんまり出ていなかった。まだ少し時期が早いのかもしれない。それでも家人と合わせて4つほど取れた。早速味噌汁に入れて味わった。

秋らしいじわっと来る歯ごたえと味である。秋をしっかり噛み締めた。ごちそうさまです。自然の恵みに感謝。

街の食堂

2018-10-07 14:36:23 | グルメ

お昼はここにズラッと行列が

店内の様子

80年以上続いていた築地市場が幕を下ろすという。何回も行ったことがあるが一種独特の雰囲気があっておもしろいところだった。新しい豊洲市場は金曜日からの開場だそうな。

先日、街の医者を聞いたとき長男のお嫁さんが、「医者の近くに評判の鮮魚の食堂があります。私は行ったことはないですがね。」と教えてくれたお店に早速行ってみた。

医者に行ったとき帰りにみてみたら、ウイークデイにもかかわらず40人位が行列を作っていたので、随分評判の店だと認識した。ネットで調べると、築地直送、「小さな魚がし」などのキャッチフレーズで売り出している。マグロと海鮮丼がメインらしい。量と鮮度がセールスポイントだ。

夕方は6:30がラスト・オーダーというので、行列覚悟で5時ころに行ってみた。歩いて15分位のところで夕方も行列かと思いきや、意外にも店外にはお客はいない。ラッキーとばかり近づくとドアの中には人が待っていた。それでも20分足らず待っていたら席へ案内された。

特に凝ったところもない街の定食屋さんといったところ。店内に冷凍ケースがあり、鮮魚(マグロのぶつ、お刺身、若干の加工品など)を買って帰る人もいる我々も折角だから、ビール、ハイボール、アテにアジフライ、メインは当店人気NO3の大漁丼を頼んだ。

酒は店の雰囲気からすると意外にスマートで、ハイボールの容器がキーンと冷えているのは気持ちが良い。アジのフライはサクッとした噛み心地と、刺身にできるくらいの新鮮な身を揚げたというだけあって、とても軽くて美味しかった。

店内は殆んど家族連れかカップルで、飲み屋のごとく杯を重ねているグループは殆んどいない。皆丼か定食と格闘している。流石にマグロは大振りで美味しかったが、メニューやネットで見た写真ほど丼からはみ出てはいない。しかし概ね満足して店を出た。

先日行った魚金ほどメニューにバラエティはないが、近いしメニューのお手軽なところが長所と言えるだろうか。お値段もリーズナブルであるといえる。


飲み物は意外にもスマート

ベスト3の大漁丼

サクッといた歯ざわりのアジフライ

飲み会三昧 その二

2018-07-27 02:52:24 | グルメ

待ち合わせは名駅金時計前

居酒屋メニューを前に話は盛り上がる

二日目の飲み会は大学時代の同じ下宿仲間。先月も会ったのだが、そのとき農学部の後輩が「明後日から入院手術の予定」と聞いて、その後の経過を確かめるべく、集まった。松本でお世話になったお寺の庵主さんが、先日の訪問の折、「結局あなた達のつなぎをしてくれているのは、近藤さんだね」と後輩のことをしみじみ語っていた。そのとおりである。

その後輩に入院のことを聞いたら、検査をいろいろしたが肝臓がんの初期段階で、放っておいても10年は生きられる。あなたの肝臓は弱っているので、手術は難しい。といわれそれならこのまま行こうかと決断したそうだ。そんな彼の状態もあって、この会は昼間にやることが殆んどだが、彼はゆっくりとした足取りで杖をついて参加する。もちろん酒も飲む。

もう一人の同年の親友K君は絶好調で、岐阜に住んでおりほとんど毎日山歩きをしている。家事万端をこなし、時には隣町に出かけて碁会所に顔を出したり、小学校で碁を教えたりしている。聞くところによれば奥さんはのびのびと整体というかカイロプラクティスの腕を磨いているそうだ。

昼間から酒をかっくらって他愛もない話をしているが、これがなんともリラックスできる。地下街の居酒屋で3時間近くの時間があっという間に過ぎた。次はいつ会えるのだろうか。


孫と食事

2018-07-17 01:28:35 | グルメ

行儀よくテーブルに付く

レストラン入口

前菜

口取り?

お刺身

メイン料理2種

何年ぶりかで次男が孫を連れて刈谷に遊びに来た。彼は遊びではなく手伝いに来たつもりだが、孫と一緒ではどうしても遊びになる。せっかくなので、夕食は外食とした。

孫は外食に慣れているらしく、テーブルについても行儀が良い。アレルギーがあるので好き嫌いより、アレルギー物質の有無でメニューを決める。次男夫婦も食べることが大好きなので、その血を引いて孫もいろいろ注文を発する。

一丁前にいろいろいうが、そうは言っても小2なので、すぐお腹いっぱいになるところが可愛らしい。このお店では食事が終わるまで、デザートは出さなかったのでそちらに気を取られることがなかった。細かいことだが、なかなか配慮が行き届いている。

大人もすっかり満腹になり、ほろ酔いになって楽しい宴を終えた。やっぱり孫は可愛いなあ。

鳥光國という焼き鳥屋

2018-05-21 04:48:41 | グルメ

席は一番奥のテーブル

焼き場

付き出しは鬼おろし

所要で上京し、報告を兼ねて在京の息子たちに会った。ついでにちょっと飲んだ。場所は錦糸町駅前、鳥光國という焼き鳥屋。

人気店らしくウイークディながら、我々が入って間もなく満席となった。焼き鳥が中心メニューだがどの料理も少しずつ工夫してあって、ボリュームもありながら臭みもなく、スマートである。

親子4人よく飲みよく食べた。4時間近く時間が経ってしまったが、久しぶりの会話に酒も進んだ。東京は人も多いがお店も多く、必要なレベルに合わせて、適切なサービス、コストの場が選べるのが素晴らしい。

子どもたちはさておき、私個人は大いに満足して(報告内容もあるのだが)お店を後にした。


うーんもう食べきれない

都会の隠れ家

2018-05-01 06:08:54 | グルメ

九つ井本店の入り口

入り口門構えも重厚である

中門まである

中門を潜って奥へ

勘定場

併設の陶器窯の作品展示

義兄の家にお世話になって4日目、ちょっと小洒落た料理屋に案内された。横浜市内ではあるが、大船方面の丘に立つ九の井(九つのいど)本店というところ。バスから降りて散歩がてらしばらく歩き、スーパー銭湯風の天然温泉に入って汗を流してから向かった。このあたりは田谷といい、高台で水を得るためたくさんの泉を管理するようになった。それでこのあたりを九つの井戸と呼ぶようになったという。

入り口の茅葺きの門を潜って入ってみると、建物が緑濃き丘の上に立ち、一棟ずつ独立した離れになっている。それぞれの棟にはそれぞれ人が付いており、人件費が使われていそうだなと貧乏性の胸算用が始まる。なかなか趣のある中門をくぐり、手入れされた庭、石段を上がって頂上近くの離れに案内される。都会のビジネスで疲れた人がちょっと息抜きをするには格好の隠れ家的な場所である。

途中で立ち寄った勘定場、陶器展示場は、ここの主人が土ひねりも嗜み近くに窯場もあるそうだ。入った部屋は囲炉裏の間で、焼き物の支度がされており、落ち着いた雰囲気。とりあえずビールで乾杯し喉を潤す。


こうした心使いも嬉しい

階段を登って独立した離れへ

やっと到着

本日のお品書き

囲炉裏の間

付出し・前菜 左端はトウゴロウイワシ

お世話をしてくれたのは若い男性。キビキビと酒や料理を運び、料理の食べ方や説明をする。付き出しに出てきた小鰯はトウゴロウイワシというのだそうだが、生臭くなく軽く油通しした食感がなんとも美味しかった。

次々と運ばれる料理はどれも美味しく、お造り、椀物、焼き物、口直しと進むにつれ腹がくちくなり、苦しささえ覚えるようになった。最後の手打ちそばでとどめを刺され、デザートのメロンではもう四苦八苦。写真でも乱れが感ぜられるでしょうか。

とにかく大満足の一席でした。またもや義兄夫婦に感謝。


本日のお椀

お造り

黒毛和牛のお料理

お口直し

手打ちそば

関東風の捌き

2018-04-30 05:04:27 | グルメ

ふくしまの店構え

店内のお品書き

金沢文庫の義兄・義姉宅にお邪魔していたときは連日の歓待を受けた。この日は駅まで降りていって鰻をご馳走すると言って案内された。駅近くのお店でなまえは「ふくしま」小じんまりした店構えでいかにも職人が手作りで料理を供すると言った風情の居心地の良い店だ。夫婦二人の掛け合いもぴったりだ。

聞けば、鰻は三河一色産を使用しているとのこと。焼き方は関東風の蒸してから焼くあっさり仕上げ。わが町のやまへいによく似た味がした。お重にびっしり敷き詰められた鰻はむしろスッキリとした味わいで、山椒がきつく感ぜられるほど。

ここでも日本酒の冷酒をいただき、堪能した。昨日の義兄の独り言「こんなに幸せでいいのかなあ」に、「me too」である。

蕎麦屋で昼酒

2018-04-29 07:20:48 | グルメ

私にはなぜか大ぶりの猪口が

定番の板わさ

鎌倉での昼食は近くの蕎麦屋ということになった。街道沿いの小粋な蕎麦屋に入って畳の上にテーブルを置いた和洋折衷の席に陣取る。蕎麦・酒と看板に書いてある清海波というお店だ。お酒好きの義兄が「ちょっとだけゆくか」と誘う。義姉が運転なので申し訳ない気持ちもしつつ、元々嫌いでないので「少しだけね」と応ずる。

純米吟醸の酒に、ツマミは板わさ、だし巻き、ねぎ味噌焼きと定番中の定番を注文する。関東・東京圏だけあって出し方も小粋である。特にねぎ味噌焼きはつまみに絶品である。

義兄がボソリと「こんなに幸せでいいのかなあ」とつぶやいたのを私は聞き逃さなかった。たしかに。

昼酒はよく回る。一合ちょっとの日本酒に、すっかりいい気分になった。

禅とお茶と竹の庭

2018-04-28 06:31:30 | グルメ

報国寺入り口

山門すぐの庭

入り口横の通路

本堂前の枯山水

瑞泉寺から向かったのは、家人たちと落ち合うべく示し合わせた、報国寺。ここは女性が好むお寺だと義兄が言うので、どんなところかと言ってみれば、山門をくぐるとすぐ左手は行き届いた手入れの庭。

このお寺は足利尊氏の祖父足利家時が開いたと言われ、足利一族のお墓があるそうである。

拝観料を払って通路を通ると、孟宗竹の竹林が広がる。着物姿の若い女性が前後して入場するが、この庭にとても良く似合っている。林の中は枯れた竹の葉を縫ってあちこちに竹の子が顔を出している。

竹林の奥に茶店があり、水音がする中でお抹茶をいただける。このシチュエーションは正に和の極地だ。しばし茶店に腰を据えお茶を頂いた。言葉はいらない。ただ肌で感じるだけで良い。

なるほど女性に人気のあるお寺だと納得するが、もちろん男性にも文句のあろうはずがない。心洗われる場所であった。


竹の庭

茶席 休耕庵

休耕庵前の竹の子

茶席から庭を見る

お茶をいただく

庭先に滴る水

飲茶の名店

2018-04-23 06:12:10 | グルメ

日曜日とあってお祭りのような人出で賑わう

街頭の肉マン売り

聘珍樓の店頭

大看板

店内の飾り

上京の折の日曜日家族4人で、久しぶりというか初めてというべきか、4人揃って横浜中華街に昼飯を摂るべく繰り出した。天気もよく街は大勢の人で賑い、駐車場も満車状態があちこちで見られた。中華街はお祭りのような賑わいで、何故かこんな所に出店している「すしざんまい」の横を通り抜け、料理店が林立する街頭へと紛れ込む。どこの店も行列ができるほどで賑わい、店頭の肉マンがよく売れていた。

比較的落ち着いた佇まいで、行列もできていない大店、聘珍樓で飲茶という選択をするまでスムーズに決まり、スマホの案内で難なく到着。照明は落とし気味で落ち着いた店内の席に案内され7,8種類の料理を頼む。

出てきた料理はいずれも薄味で上品である。日本料理とは少し趣が違うが、出汁というか下味というかしっかり効いていて醤油や酢が全面に出てこず、美味しかった。仕上げに頼んだお粥と麺も後味が爽やかでこれも満足。
美味しくてうっかりカメラを向けるのを何種類か忘れてしまう程であった。

店員の接客態度もよく訓練されていて感じがよく、味も含めて日本社会をよく理解しているようにおもう。世界中に中華街があるのはこんな感性の経営者がいるからだろう。ここは名店と言っても間違いないのではなかろうか。


卓上の調味料はシンプルに3種

飲茶の数々


仕上げのお粥と麺