遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
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癖になる味

2017-10-31 11:27:48 | グルメ


昔から好きだった。刈谷駅近くの中華料理店の餃子だが、ここの店は餃子だけ美味しくて他の料理ははさほどでもない。小ぶりの餃子が春雨を真ん中にでてきて、にんにくの香りとともにジワーっと旨味が広がってくる。何か麻薬でも入っているのかと思うほど、癖になる味であった。

ところが区画整理か駅前再開発か知らないが、この店が立ち退いてしまい刈谷では食べられなくなってしまった。所用で久しぶりに名古屋にでたので栄にある本店を訪れた。夜遅めではあったが、煌々と電燈は灯り、大衆食堂の面目躍如だ。

早速ハイボールと餃子のセットを注文する。でてきた、出てきた。3年以上もお預けを食らってた幻の餃子だ。皿の中央の春雨を取り囲む小ぶりのやつ、口に入れるとあの懐かしい味がじわ~っと出て来る。これこれ、やっぱり癖になる味だ。思わず追加注文してお腹一杯になってしまった。

他の料理には目もくれなかったけど、懐かしい味に浸り、満足して店を後にした。

秋の味覚

2017-10-13 00:23:21 | グルメ


今年のきのこの発生具合はどうなんだろうか。決して豊作とはいえないがそれでもぼつぼつと出て来ている。我家の庭でも「じごぼう」=ハナイグチが顔を出した。

なめたけのようなぬめりとキノコらしい味の良さで私は大好きだが、スーパーの店頭でも松茸と並んでキノコのコーナーを賑わせている。この茸はカラマツの木の近くにでてくる。いろいろな種類のキノコが出てくるが、その中で私が見分けることのできる、唯一つの食べられるキノコでもある。早速鍋か汁に入れて味わおう。

秋の味覚の一つとして庭の片隅に顔を見せるこの茸を今年も楽しみたい。

草津、良いとこ~

2017-10-09 04:36:17 | グルメ

草津温泉街

舞茸の天麩羅

舞茸と辛味噌

付き出しのワサビの葉と野菜の煮物

蕎麦(4人前)

草津に来たのは勿論温泉目的だが、此処に時々通っている長男いわく、「舞茸の天麩羅が旨い店がある」「他のツマミもいい」というので、まずはその店へ。湯畑の端の広場の角にある店は「そばきち」。昼は少し過ぎているのに満席の繁盛だ。

早速天麩羅、辛味噌、蕎麦、地酒を注文する。猪口は2ツ。ここまで長男が一手に運転してきたので、一緒に飲んでここからバスで東京に帰るのかと思った。「良ければ僕がが茅野まで運転するので二人で飲んでくれ」と泣けるようなことを言う。折角なので遠慮なくそうさせてもらった。

付き出しのワサビの葉のおひたし、野菜の煮物で軽く一杯、辛味噌、舞茸の天麩羅で更に一杯、締めに蕎麦と満喫した。この店は元々西の河原にあったのがここまで進出してきたのだが、客あしらいが良いのが特徴である。気分よく酒をいただき、折から広場で行っている物産展をひやかした後、外湯地蔵の湯へ入り帰途についた。草津町民憲章による、「歩み入る者にやすらぎを、去りゆく人にしあわせを」にピッタリの街であった。


物産展での試飲

湯畑

地蔵の湯

旧本坊 久山館

2017-10-07 02:55:13 | グルメ

久山館

入り口の案内看板

戸隠の宿は中社近くの久山館。昼間は蕎麦屋、夜間は宿泊施設として営業している。泊まってみればここの客あしらいはすばらしく、夕食の禅も夕顔がうまく料理してあり、美味しかった。

地酒の冷酒を頼んだが、3人で4合が瞬く間に空になり、食前のビールと合わせすっかり気持ちが良くなった。お陰で異例の速さで床につき熟睡してしまった。

朝ご飯も美味しくきれいに平らげた。決して精進料理ではないけど、どちらかと言えば野菜中心、薄味で美味しく調理してあり、満足できる出来栄えである。

ここは決して派手ではないが、私としてはおすすめの宿だと思う。ただお風呂は家庭風呂を少し大きくした程度であることは覚悟していただきたい。


朝ごはんの時から朝のそば打ちが始まっていた。

朝食膳

戸隠中社~奥社(戸隠古道)

2017-10-03 10:39:41 | グルメ

中社鳥居前

門前の三本杉

三本杉説明板

中社本殿への階段

中社本殿と社務所

本殿横の滝

戸隠中社のすぐ横に本日の宿があり。そこに車を置いて古道を巡ることにした。中社は戸隠の神社の中心だけあり、佇まいに風格がある。ここは都合三回目であったが、前回(7年前?)来た折にはなかった観光案内センターなどが立ち、お祭りの山車が勢揃いした広場も半分ほどになっていた。

巨大な3本杉の脇を通り本殿へと進む。週末とあって流石に人は多い。本殿前で手を合わせ脇の滝を見学して奥社へと向かう。

古道は参拝道だけあってよく整備されている。ペンションや蕎麦屋が散在し、句碑や伝説のいわれの説明板なども多い。

奥者駐車場に到着。週末なので車も人多い。売店食事処が2,3軒、軒を並べここから奥社境内となる。殆ど勾配のない広い参道を木漏れ日を浴びながら歩く。やがて前方に朱塗りの門が見えてくる。随神門である。

門をくぐると巨大な杉並木に突入する。樹齢300年を越すと思われる巨木が立ち並ぶ姿は圧巻である。学生時代下宿していた松本広沢寺の参道の巨木を彷彿とさせる。巨大杉を縫って緑の葉が陽を透かせ輝いている。マイナスイオンいっぱいの空気の中の散歩は実に爽快である。





戸隠古道の始まり

一茶の句碑

樹間から覗く戸隠連峰

道祖神みたいな碑

ここから奥社境内

広い参道
門が見えてきた


まだ翠も輝きを失ってはいない



杉の根っこの宇呂(穴)も信仰の対象か、縄としめ飾りが付けてある。やがて石段が現れてきたら奥社は近い。奥社は天岩戸をこじ開けたと言われる天手力雄命を祭神として祀ってある。

隣の九頭龍社は戸隠神社五社の中で最古の歴史をもつ地主神。雨乞いの神として知られる。いずれの神前でも頭を垂れ家族の安寧を祈った。



石段が現れてくれば奥社は近い

奥者直下の水瀧

直下の漱ぎ所

奥社最後の石段

ここが戸隠奥社

お隣の九頭龍社

来た道を下る

随神門から右の植物園へ入る

1杯のコーヒー

2017-10-02 15:08:20 | グルメ

丸山珈琲店の店頭

メニューでも楽しめます

予想以上に美味しい

週末長野戸隠に足を伸ばした。誘ったら長男が付き合うといったので長野駅で落ち合った。折角のチャンスなので、かねて味わいたかった軽井沢が本店の丸山珈琲店に立ち寄った。

ここの店主が南米のコーヒー市で上島などの大手に伍して頑張って入札に参加していることとか、長野駅の改修に伴い出店を決断し、コーヒーの旨さに感動した、4年制大学の学生がバリスタに応募をしてきて、出店前に熱心にコーヒーを抽出練習をしている姿などがTVで紹介された。その時以来一度はこの店で味わって見ようと心に決めていた。

その店は駅ビルの4Fにあった。鉄パイプむき出しのモダンな作りで、前面では豆を売り、背後がカフェになっている。件の女性がカウンターの中で手際よくコーヒーを入れており、我々も「秋限定」のコーヒーを注文した。

厚手のカップで出てきたコーヒーは、少し濁っており一見美味しそうには見えない。市販価格より2割位は高いのだが、口に含んで納得した。とっても香り高く鼻腔いっぱいに広がるコーヒーの香りは嬉しい。1杯のコーヒーに十分満足して店を後にした。

新鮮、ボリューミイ

2017-09-12 09:05:51 | グルメ

お店の隣は魚屋さんだ

上京の折、かねて評判の魚料理の店「斎藤鮮魚店」(実際に魚屋さんの隣)に予約を入れてもらい、次男一家と夕飯を食べに行った。6時過ぎたばかりというのに店内はほぼ満席。開いているところも予約で埋まっている繁盛ぶりだ。

ここは2度めだが、魚の活きの良さとボリュームが魅力だ。煮魚と焼き魚のメニューが豊富なのもいい。ビール、日本酒、焼酎とちゃんぽんで頂き、料理はお刺身から始まり焼き物煮物和物と十分堪能した。写真で味は推量していただきたい。

味とボリュームは十分満足したが、人手不足なのか、料理がなかなか出てこないのと順番がめちゃくちゃ、酒すら出てくるまでに時間がかかるのが難点か。お客の中には自分で調理場と客席を往復して手伝う人もいる始末。

隣の席は中国人の団体?大家族?10名ほどで結構賑やかではあるがおとなしめであった。帰り際、「我々は台湾人だ」と言っていたので納得。この程度なら十分我慢できる。


まずはビール、付き出しは イカとびっこあえ、ニシ貝、小イカ煮付

刺身盛り合わせ、ボリューム満点。これで2人前。手前はマグロ中落ち

マグロ納豆和え 納豆が叩いてあるともっと美味いのでは・・・。

マグロのカマ焼き 肉みたいな感触だ

銀鱈の煮付け こんなに美味かったかなあ

途中で焼酎をボトルで・・・。

のどぐろの塩焼き これは絶品だ

メイタカレイの煮付け 味がちょっと濃いめだった

長芋磯辺揚げ

冷奴
この他締めに漬物、おにぎりなども美味しかった。

ブックマーク

2017-08-28 04:39:03 | グルメ


南米旅行で、ブエノスアイレスの本屋で買ってきたブックマークをお土産として友人に渡した。ふたりとも本が好きで結構な読書家である。一人は今年度RC会長なので、卓話の材料調べに、インターネットだけでなく、紙の資料も使うだろう。

大量の小説を貸してくれている畏友は勿論読書家と言って良い。ブエノスアイレスには、オペラ劇場を改装した本屋もある。今回の本屋もかなり大きな本屋で、アルゼンチンの人はこんなに本好きかと訝ってしまう。

タンゴとワインが好きなラテン民族だとは思うが、読書好きのようには見えない。しかし大きな本屋があちこちにあるのも事実だ。ブックマークはインカかマヤか定かではないが、その時代の迷路をかたどったものと女神の像である。

頁を挟むのは少々面倒くさいが、地球の裏側から運んできたと思ってくれたら幸いである。

南米旅行ーサルタの昼食

2017-08-11 01:33:38 | グルメ

ホテルの朝食

空港内ロビー

ブエノスアイレス空港出発

サルタ空港

サルタの街角

6月27日(火)曇り。緯度が高いこの地では8時過ぎてもまだ薄暗い。昨夜泊まったLHホテルは中心街フロリダ通りの空港よりにたつ。本日は国内発着空港へ。1月のイグアスの滝行きの折に見た行列はまったくなく、直ちにチェックインできた。

8時10分ホテル発で9:00にはチェックイン、手荷物検査も済ませていた。サルタも曇、出迎えたガイド兼運転手はフェデリコというおじさん。サルタはアルゼンチン北部の人口50万弱のサルタ州の州都。結構きれいな街である。標高4220mの地点を越える「雲の列車」でも名高い。

とりあえず昼食レストランへ向かう。小綺麗な入口を潜ると瀟洒なレストラン。テーブルの上のグラスが光る。軽く地元ブランドのビールで喉を潤し、ワインへと移る。

パン、サラダ、前菜(エンパナーダ)、フライドポテト、ステーキ、デザートときちんとしたメニューだ。ただ量が多い。パン、フライドポテト、ステーキはとても食べきれない。ステーキは優に500ḡはあった。遼馬もフェデリコも見事に平らげたが、我々は半分食べた私が多い方だった。

しかし、アルゼンチンの肉は美味しい。焼き加減もいいが、適度に油気もあり赤身の味も美味しい。付いてきたワインも美味しくついつい満腹になるくらい食べてしまった。夜はとても食事を摂る気になれないだろう。


昼食レストラン

店内の雰囲気

パンとサルタブランドのビール

ワインとエンパナーダ

ステーキとサラダ

フライドポテト

デザート

山菜の一皿

2017-06-03 00:14:45 | グルメ

こごみ

本日の収穫 左こごみ 右わらび

ここら辺りは少し標高が高いので、今が山菜の全盛期だ。ふきのとうは流石に季節が過ぎたが、他のは今だ。散歩の途中、地元の人が何やらせっせと摘んでいるのを見て、何を採っているのかと聞いたら「ほら」と差し出してきたのは「こごみ」。

羊歯によく似た草の先がくるっと巻いている。折ってみるとやわらかに穫れる。足元に一面に群生していて、私達でもあっという間に手の中一杯になった。

その他タラの芽(これは芽を取り尽くすと木が枯れてしまうのでちょっと手が出し難いが)や蕨も生えている。農地ではなく自然の傾斜地なので農薬の心配もない。蕨は昨年目をつけていた所に群生していた。

家人の手料理で、今夜の一皿となった。爽やかな春の勢いを感じる一皿である。