遅いことは猫でもやる

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結婚式に感じた、見た目と中身

2006-06-13 16:42:07 | 雑感
先週に続き、今週も社員の結婚式に出席しました。

ジューンブライドで、山の手(八事)のしゃれた結婚式場。
場所からして、最近の若者似よくある結婚式だろうと思って出席しました。


ところが実際は、新郎新婦の思いで全部手作り。

結婚式の形式も人前、司会も友人が行い、写真撮影も友人。
二人の歴史の紹介や、宴のプログラムも全部二人で考えたそうです。

そのせいか、プロが企画した定食風な押し付けがましいところが無く、
全体にほのぼのとした味がでて、見た目にも一生懸命な感じの結婚式・披露宴でした。


その中で紹介された、二人の結婚の動機はなるほどと思うものでした。

新郎のお父さんが交通事故で亡くなった際、
生き残った加害者の一方的な証言のみで刑事裁定が下ったのに納得いかず、
新郎は民事訴訟を起こしました。

訴訟を経験した方は少ないでしょうが、辛いものです。

相手の言い分を覆すために反証を集めたり、
相手の嘘を指摘せねばなりません。
神経が相当痛みます。

無くなった父親の名誉を守るため、必死になって新郎が戦っているとき、
陰になって支えてくれたのが、同じ職場にいた新婦だったそうです。


人が絶頂にあるときでなく、
一番辛いときに支えてくれた人というのは
きっと優しい気持ちがあると思います。

きらびやかさを競う、見た目偏重の昨今の挙式でなく、
二人の真剣な生き方が表現された、
見た目も中身も良い、若者らしい結婚式でした。




これからはお腹の中にいる赤ちゃんを中心に
幸せを築いていってほしいと、心から願っております。