
1月6日は私の誕生日。
下の息子が久しぶりに帰ってきたので、
妻と3人でちょっと外出して、イタリア料理居酒屋で食事をしました。
歩いて20分ほどのクインチというお店。
料理はまあまあです。
ただやたらと大きな声でオーダーの復唱を
ウエイター、ウエイトレス3人、コック3人で声をそろえてやるところが、
いかにも日本の居酒屋っぽい。
前に来た時はそうでなかったのだが、
何かマニュアル化したのだろう。
これは悪しき大衆化だ...
ウエイターも、料理も、ワインもそこそこいいのに、
わざわざ安っぽくしているように思えてならない。
生ビール、スパークリングワイン、赤ワインと
料理5点ほどで大いに盛り上がった。
といっても、私の誕生日はそっちのけで、
昨日までのネパール旅行の事を息子に話すのが主であったが。
小さいころから、私の誕生日は正月疲れが出るころなので、
忘れ去られる事が多く、あまり祝ってもらった記憶がない。
長男が結婚してから、お嫁さんの心遣いだと思うが、
プレゼントを贈ってきてくれるようになった。
やっぱり嬉しい。女の子はいいとつくづく思う。
さて、ウエイターに今日は私の誕生日だと伝えると、
なぜか嬉しそうな顔をして、「それでは我々も考えます」と言って下がった。
どうしてくれるのか少し楽しみにしながら待っていると
料理の最後に大盛りのデザートにローソクを立てて持ってきた(勿論有料?)。
そこで3人のウエイター、ウエイトレスがバースデーソングを唄ってくれた。
還暦を過ぎた私にこのデザートは...と思わなくもなかったが
考えて努力してくれたことが嬉しかった。
と言うわけで、毎度のことながら中途半端な誕生日でしたが、
息子と共に騒ぎ、お腹と、お酒は満足でした。