暮れも押し詰まってきた。このところ毎日零度以下の朝を迎える。家の前の池の氷に朝日が反射し眩しい。
しかし、見た目ほどは寒くない。
24節季は冬至。一年で一番昼の短い頃。日の入りが4時半位で早い。これから徐々に遅くなって日が長くなる。気温はまだ下がってゆくが日は延びてゆく。
七十二候は「鹿角解る」(しかつのおつる)大鹿の角が落ちて生え変わる頃。この頃近くで鹿を見ることが少なくなった。柵を張り巡らしたからであろう。冬至はかぼちゃを食べる習慣がある。「冬至かぼちゃを食べると風邪を引かない」という言い伝えを子供の頃聞いたことがある。
12/30日のことを小晦日(こつごもり)というそうである。大晦日という樋口一葉だったかの小説を読んだ記憶がある。内容はすっかり忘れてしまったが題名だけが頭に残っている。歳を取ってきた証拠である。