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蕎麦の花は真っ白だ
ここ数日めっきり冷え込んで秋らしくなってきた。24節気は白露、72侯は「草の露白し」。まさに残暑が引いて、秋が訪れる頃、草に降りた露が白く光る頃である。
邪魔を見渡すと春蒔きの蕎麦が真っ白な花を風に揺らしている。そば処信州が新そばを収穫するまであと一息だ。コメも新米は美味しいけれど、新蕎麦もこたえられない。少し緑がかった半透明の蕎麦が、まだ水でつやつやと光り、ザルの上で角を立てている。角の立った麺をつまみスルスルっと口に持ってゆくときの快感、至福のひと時である。
新蕎麦は香りが何と言っても濃い。喉から鼻に抜けるときの香りがたまらない。あんまりワサビは効かせないほうが香りが生きる。蕎麦屋の店頭に「新蕎麦打ち始めました」の貼り紙が掲示されるのが待たれる。
ふと足元を見ると、白いマッシュルームのようなキノコが顔を出していた。もう自然界は完全に秋を迎えている。
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マッシュルームのようなキノコ
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