昨年4月の引っ越しの時に、2階のピアノ室に押し込んだ大量のアルバムと写真、ネガ類。
この春から始めた「引っ越しまつり」の傍ら、時間を見つけては整理を進めていた。
ネガは外袋から出してネガだけまとめ、袋は捨てた。
ネガ自体ももう、「取っておく必要のない対象」になりつつある。 だがまだ、「想い出をくすぐるツール」であり、捨てるに忍びなく、再び取り置くことに。
たぶん次の片づけ祭り~1年後をめどに予定。生活が落ち着いたところでもう一度すべてのモノを見直す~には処分対象。
今回の作業は、「アルバムを処分する」。 足の踏み場もなく広げられたアルバムや証書、額・・・
分厚いアルバムだけで50冊以上、子供たちの卒業証書や成績表、学校からの連絡、保育所時代の作品など、全てとってあった。
40年前からのアルバムは、金具そのものが壊れてしまい、台紙はバラけてしまって、まとめて紐で結んであり、アルバムというありがたみがなくなってしまっているものも。
外見は見た目、大丈夫でも、台紙のノリが乾燥して役目を果たさず写真がはがれてしまっていたり、
台紙が変色して、見るからに「捨てようよ、このアルバム」なものもある。
表紙をはずし、中の台紙をアルバムごとにまとめ、
時間を見つけては台紙から慎重に写真を剥がしていく。
カッターの刃の薄さを利用しながらゆっくり剥がしていっても、古い写真は途中で破れてしまったりした。
剥がした後に、のりで補強し、貼ってあった順に写真の裏に番号を振り、ビニールファイルにアルバム名をつけて一時的に入れていく。
↓ アルバム”30冊目” の台紙の束。
まだ2階の物入れには10数冊のアルバムが ・・
「手を付けるんじゃなかった・・」 と弱音を吐き始めた頃である。(笑)
はずした表紙、アルバムの入っていた箱、ネガフィルムの袋を 「燃えるゴミ」 としてまとめた。
これで、1/3。 まだまだ大量にある。
台紙は、ビニールとのりが張り付いているので、台紙からビニールを全て剥がすか、もしくは台紙自体 「燃えないゴミ」 として出すしかない。
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地球の環境を守るためとはいえ、ゴミの細かな分別が始まって、ゴミ捨て作業は本当に大変になった。
遠軽は、「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」「資源ごみ」に大別されるが、
「資源ごみ」は ペットボトル、缶、プラスチック容器包装、新聞紙、雑誌チラシ、段ボール、紙パック、びんと細分化しなくてはならない。
当然だが、回収はシビアで、ペットボトルはキャップがひとつでもついているとアウト。
ビンもプラスチックの注ぎ口がついたものが1本でも入っていると回収してもらえない。
プラスチック包装類もうっかりビニールひもが数センチ入っているとダメ。
缶はつぶせば簡略化できるが「つぶさず出せ」。
上記がひとつでもあると、張り紙付きで残され、持ち帰り、翌週まで貯金することになる。
集荷日は、燃えるゴミが週2回、燃えないゴミが週1回、資源ごみが週1回。
ゴミを保管する場所があればよいが、狭い借家ではなかなかそうはいかないところもあるわけだ。
ゴミを回収してもらえず → 自宅へ持ち帰り → 次週、ゴミの日に出し忘れ → 自宅にごみがたまっていく → 汚屋敷へようこそ! きゃ~!!やだ!!
台紙から剥がし、アルバムごとに袋にまとめてあった写真たちを、今度はA4のコピー用紙裏表に、番号順に貼っていく。
かさばる、厚い重いアルバムをやめて、A4ファイルにまとめて、普通の書棚に収納するためだ。
しかし、手掛けはしたものの、40冊を超える大量のアルバム分の写真処理に、後半ウンザリ。(^^;
1か月近く、ほぼ毎日作業をしているのに、終わる気配がなかったのですから。
次に、
コピー用紙の裏表に貼った写真を、26穴のクリアファイルに一枚ずつ入れ、
今回の片づけ祭りで大量に出た、A4サイズの紙製フォルダ~子供たちが学校で使ってきたものとか、私が顧客ファイルを作るために購入したものとかの使用済み~に入れていく。
左奥のフォルダ、全部そうですよ(笑) まだ、あるのだわ。
今日 やっと すべての写真を貼り終え、ファイルに収め、ラベルをつけて
「終わった~~~♪」 ホッと大きなため息。
さてと。
最後に、数週間前に台紙から剥がした、結婚式や葬儀の時の集合写真、大判写真を、息子の賞状入れに使っていたB4ファイルに年毎に入れたら終わりだ!
手つかずのまま2階のピアノ部屋に置いてあった、30㎝ほどの高さに積みあがった集合写真の固まりを運んで来た。
固まりの一番下になっていた、娘の小学生時代の紙製のお道具箱のふたを開けたら・・・
・・・ 300枚近くの写真が、新たに箱から登場 ・・・
もうやだ! (^^;