山茶花

 山の茶の花、と書いて「さざんか」と読みます。ご存知「さざんかさざんか咲いた道、垣根だ垣根だ落ち葉焚き」と歌われている山茶花です。山茶花はツバキ科。同じツバキ科の「本家」と間違えられることが多い花ですが、山茶花は「落ち葉焚き」、と歌われる通り、落ち葉の季節=晩秋から初冬にかけての花。椿はと言えば、春に咲く花。

 見分け方は、比較的簡単。花の終わりに、花弁が散るのが山茶花、花全体が落ちるのが椿です。ただし、特に山茶花の数ある園芸種の中には、椿同様花全体が落ちるものもありますので要注意。もっとややこしいのがその名前。中国では椿のことを山茶花と書くとか。サザンカのことは「茶梅花」と書くそうです。

今日の1枚は、珍しく記事本文にマッチした写真。日曜日に撮った山茶花です。
コメント ( 3 ) | Trackback (  )