F1 2006年第17戦日本GPを振り返る

 圧倒的に有利かと思えたミヒャエルのまさかのエンジンブロウ。思い起こせば第15戦イタリアグランプリではまったく逆のことが起こり、今期は無理かと思えたミヒャエルのチャンピョンシップ獲得をぐっと手繰り寄せたのであった。これでイーブン。シーズン前半に貯金していたアロンソが、ここ鈴鹿で有利な結果を手に入れ最終戦、ブラジルGPに向かうこととなった。

 ミヒャエルには8度目のチャンピョンを獲得して引退して欲しいところだが、冷静に考えれば、アロンソが圧倒的に有利だ。今回とは待った逆のことが起きない限りミヒャエルのチャンピョン獲得はありえないのだから。

 さて、スーパーアグリ。予選定位置から琢磨がかろうじてモンテイロをかわし15位フィニッシュとなったが、目をつぶってでも走れるはずの鈴鹿、ホンダエンジンそして琢磨のドライビングテクニックを考え合わせればなんとも寂しい結果である。

 昨日も書いたようにSAの2006年は、デビューすることにのみにその意味があったとも言える。なぜならば、2007年以降F1エントリーチームに対する厳しい制限が課せられているからである。ならば、参入がかなわない多くのチームのためにも2007年は大いなる飛躍の年としなければならないだろ。
 
今日の1枚は、好天の昨日撮影した白山谷戸。
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