F1 2006年 第16戦中国GPを振り返る

 一昨日、「明日もずっと雨ならアロンソ有利。もしも晴れや途中でコンディションの変化があったとすればミヒャエルが有利」と書いた。

 曇り、路面はウエットでスタートしたレース。終盤にはスリックの方が良いタイムが出るまでにレコードラインが乾いて来たが最後の最後に再び雨という天気。この天気に翻弄されたレースとなったが、終わってみれば、またしてもミヒャエルだ。

 これでドライバーズポイント逆転かと思われた中盤以降、第2スティントで順位を落としたアロンソが鬼気迫る勢いでミヒャエルを追いかけ2位を奪取したことで、ミヒャエル、アロンソ共に116ポイントとなるが、勝利数で上回るミヒャエルがアロンソを逆転しランキング1位となる。

 ミヒャエルは日本、ブラジルでもアロンソを上回るポイントを獲得し、8度目のチャンピョンに輝くことだろ。史上最強のドライバーは8度のチャンピョン獲得と言う金字塔を打ちたて、そしてF1の舞台から去っていく。

 そんなミヒャエルのいなくなった来シーズンのF1がつまらなくなるかと言えば、否だ。昨日のレースは、アロンソ終盤の走りや惜しくもリタイヤとなったライッコンネンの走りは賞賛に値するものであり、ミヒャエルのいない来シーズンも、F1は間違いなく私たちを楽しませてくれること確信するに値するレースであった。

 それにしてもミヒャエル、格好良すぎるぞ。

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 今日の1枚は、森の田んぼの稲刈り、ひと休みの図。
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