ビール1本3時間

 飲酒運転が原因の悲惨な交通事故の報道が相次いだ時期以来、郷秋<Gauche>は飲んだら乗らないを徹底している。勿論、飲むのは酒(アルコール飲料の総称)で、乗らないのはクルマという話だ。かつてはと言えば、乾杯のビールくらいはお付き合いし、そのあとはウーロン茶で「お茶を濁し」、しばらく時間を置いてクルマで帰って来るというパターンもそれなりにあったが、「ちょっとでも飲んだら絶対に乗らない」が、郷秋<Gauche>的には定着して久しい。

 そう言っても、飲んでからどのくらいの時間が経てばクルマを運転士しても良いのかということは気になるところである。というのは、朝の出勤時に飲酒運転の摘発を受けたと言う新聞記事を目にすることも少なくないからである。クルマで通勤している郷秋<Gauche>としては、大いに気になるところなので調べてみた。

 ビール大瓶の容量は633cc、ビールのアルコール度数は5%程度が一般的だから、ビール大瓶1本当たりの純アルコール量は633×0.05で求める事が出来る。31.65ccである。アルコールの比重はおおよそ0.8だというから31.65に0.8をかけると純アルコールの重量はおおよそ25gであることがわかる。

 さて、問題は人間の身体がアルコールをどのくらいの時間で処理(分解)できるのかと言うことになるが、サントリーのWebsiteによれば、体重60~70kgの人間の身体(つまりは肝臓ということだな)が処理できるアルコールは、1時間に7gなのだと言う。つまり、ビール大瓶1本当たりのアルコール、25gを処理するためにはおおよそ3時間かかるというのだ。

 日本酒1合、ウイスキー(ダブル)1杯に含まれるアルコール量はほぼ同じなのだと言う。ということは、ビールを2本飲んだ後に日本酒を2合を飲んだらアルコール摂取量は100g。1時間に処理できるアルコールが7gだとしたら、これを全部処理するためには14時間かかることになる。もしビール2本と日本酒2合を夜の10時に飲んだとしたら、摂取したトータル100gのアルコールの処理が完了するのは14時間後、ちょうど翌日のお昼ということになる。つまりは、ビールたった3本であっても、夜中に飲んだのでは次の朝までにはアルコールの体内処理は終わっていない、つまり朝の通勤時間になっても「酔ったまま」と言うことになる訳だ。

 飲んだら乗らない。次の朝も、と言うことになるな。いやはや・・・。
 折から歓送迎会の季節である。アルコール愛好の諸氏、気を付けませうぜ。

今日の1枚は、辛夷(こぶし)の花。

コメント ( 4 ) | Trackback (  )