唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
D40は名機か?
Nikon(ニコン)のDSLR(デジタル方式一眼レフ)、D40が売れているらしい。BNCランキングによれば、12月15日から21日までの1週間の集計では、キヤノンのEOS Kiss X2を抑えてシェアNo1である。たしかその前の週はEOS Kiss X2がトップだったが、更にもう一週前はD40がトップだったはず。
D40の最大のウリは素直に一眼レフらしい形と軽量コンパクトでありながら小さ過ぎずに手に良く馴染むこと。カタログに書かれた大きさや重さではなく、実際に手に持って「馴染む」かどうかは、カメラにとって実は大切なことなのである。
考えてもみれば、いまどき600万画素で手振れ補正機構もローパスフィルターのゴミ採りも付いていないって、すごく「ローテク」なわけだけれど、実はASP-Cの撮像体で600万画素というのがミソなんだな。
むやみに画素数を増やすよりも一つひとつの素子が大きい、つまり一つの素子が受ける光の量が多い方がノイズが少ないんだ。だからやたらに画素を増やしたカメラと比べても、ISOを上げて撮影したときなどはノイズが少なくて綺麗なほど。そもそも600万画素あれば四つ切までのプリントなら全然問題ないしね。
もう一つのD40のウリ、そして実は最大のウリが18-55mm F3.5-5.6の標準ズーム付きで42,900円(BNC推定の市場価格)という低価格だ。価格.comで調べてみると34,735円などという、(その店で買うかどうかは別にしても)とんでもない価格まで出てくる。そのくらい安いのである。
しかしだ、D40って、2006年12月の発売だからもう2年も前のモデル。陳腐化のスピードの速いデジタルカメラにおいては「一年一昔」と言われている。それからすると、もうふた昔も前のモデルと言うことになるのにいまだにトップセールスを記録し続けているって、ひょっとするとD40は名機なのかも知れないな。
ちなみにD40の発売3ヶ月後に登場した上位機種D40xは、更に11ヶ月後に登場したD60にその座を引き継いで消滅したが、D40x登場と共に姿を消すかと思ったD40がどっこい生き残りDSLRのトップシェアを獲得しているって、やっぱりたいしたものである。
名機、D40。ではなくその上位機種として誕生したけれど、結局はD40よりも先に姿を消してしまったD40x。エンブレムの「X」の文字以外に外観上の違いはない、はず。
D40の最大のウリは素直に一眼レフらしい形と軽量コンパクトでありながら小さ過ぎずに手に良く馴染むこと。カタログに書かれた大きさや重さではなく、実際に手に持って「馴染む」かどうかは、カメラにとって実は大切なことなのである。
考えてもみれば、いまどき600万画素で手振れ補正機構もローパスフィルターのゴミ採りも付いていないって、すごく「ローテク」なわけだけれど、実はASP-Cの撮像体で600万画素というのがミソなんだな。
むやみに画素数を増やすよりも一つひとつの素子が大きい、つまり一つの素子が受ける光の量が多い方がノイズが少ないんだ。だからやたらに画素を増やしたカメラと比べても、ISOを上げて撮影したときなどはノイズが少なくて綺麗なほど。そもそも600万画素あれば四つ切までのプリントなら全然問題ないしね。
もう一つのD40のウリ、そして実は最大のウリが18-55mm F3.5-5.6の標準ズーム付きで42,900円(BNC推定の市場価格)という低価格だ。価格.comで調べてみると34,735円などという、(その店で買うかどうかは別にしても)とんでもない価格まで出てくる。そのくらい安いのである。
しかしだ、D40って、2006年12月の発売だからもう2年も前のモデル。陳腐化のスピードの速いデジタルカメラにおいては「一年一昔」と言われている。それからすると、もうふた昔も前のモデルと言うことになるのにいまだにトップセールスを記録し続けているって、ひょっとするとD40は名機なのかも知れないな。
ちなみにD40の発売3ヶ月後に登場した上位機種D40xは、更に11ヶ月後に登場したD60にその座を引き継いで消滅したが、D40x登場と共に姿を消すかと思ったD40がどっこい生き残りDSLRのトップシェアを獲得しているって、やっぱりたいしたものである。
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名機、D40。ではなくその上位機種として誕生したけれど、結局はD40よりも先に姿を消してしまったD40x。エンブレムの「X」の文字以外に外観上の違いはない、はず。
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