サクラか演出か

 マクドナルドが日本初登場の「クォーターパウンダー」発売に際して開設した東京・渋谷の臨時店舗2店および大阪・御堂筋の店舗で、アルバイトを動員し行列を演出していたことが報道されている。

 「サクラ」ではないかとの問いに対しては「あくまで店を盛り上げるイベント手法の一種で、サクラとの認識はない」としている同社だが、「演出」のために動員したアルバイトが購入した分も含めて「御堂筋周防町店(大阪市中央区)の初日の売上高が1002万円になった。1日の店舗売上高としては、昭和60年1月1日に鎌倉店が記録した742万円を抜いて過去最高となった」と発表するに至っては、「演出」の域を出た「インチキ」との謗りを免れることは出来ないだろう。

 子供たちが小さかった頃には日曜の朝にはせがまれてマクドナルドに通った郷秋<Gauche>ではあるが、近頃はトンと縁がない。たまには食べてみたいと思うこともないわけではないが、仙台や佐世保にあると云われる伝統的かつ本格的なハンバーガーならいざ知らず、大手チェーンのハンバーガーを、行列してまで食べようとは思わない。


 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、あかねの森の「落ち椿」ならぬ「散り山茶花」。
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